神戸ファッション美術館

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第146回です。

5月に入ってGWの真っ只中ですが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?

コロナ過ではありますが、少しづつ経済も活発になってきましたね・・・

今回紹介するのは、神戸市東灘区にあります「神戸ファッション美術館」です。

設計は、大手組織事務所の昭和設計。

神戸ファッション美術館は、公共施設や展示場、図書館等で構成された複合施設です。

早速のぞいてみたいと思います。

地下駐車場に車を停めて・・・

分かりやすい真っ赤な案内板で、直ぐに入口へ。

EV前にある建物断面の見取り図。

複合施設であることが分かります。

1階から外部へ・・・

巨大なUFOを連想させる印象的な外観。

一度見たら、絶対忘れませんね(笑)

宇宙船の窓ような演出でしょうか?

このデザインには賛否あると思いますが、私はイイと思います!

建築って、人の心を引き付けることが大事ですよね・・・

隣の外壁面に、大きなサインがあります。

正面玄関は大きな吹抜けになっています。

ちょうど、円盤部分の下になります。

美術館のサインもBIGです(驚)

直接、上にあがる屋外エスカレーター。

玄関の自動扉も一回り大きいです。

風徐室を抜けると、また玄関があります。

上品なエントランスホール。

照明の関係で、黄色い画像になってごめんなさい・・・

こちらは、「神戸ゆかりの美術館」の受付。

隣りにある休憩スペース。

ちゃんとコインロッカーが設けられています。

ここは、かつての公衆電話置き場ですね(笑)

ここで恒例のトイレチェック!

サインは大きくて、とてもシンプル。

内装は総石張りです(驚)

ファッション美術館の割には、洋服の展示は控え目?

皆さんが知るところの「コシノヒロコ」コーナー。

コンパクトなスペース。

この奥が「神戸ファッション美術館」になっています。

続いて、階段で上階(3階)へ。

この大空間は「サン広場」と命名されています。

リゾートホテルのようですね(笑)

大きな円形のトップライト。

これが太陽に見えるから、「サン広場」なのでしょうか?(笑)

仮囲いで中が見えません・・・

よく見ると、リニューアル工事中でした。

GWに間に合わせて欲しかったですね・・・

併設されているホテル、「HOTEL PLAZA KOBE」。

吹抜けに沿って設けられたエスカレーターで5階へ・・・

最上階にある「オルビスホール」。

円盤部分のところになります。

残念ながら、中に入ることはできませんでした・・・

受付も閉鎖中。

吹抜け周囲の回廊。

ひとつ下の4階には、図書館があります。

真っ赤な回転扉がとても印象的!

最後になりますが、巨大な複合施設の感想はいかがでしたか?

贅沢な空間やデザインはコストに跳ね返っていると思いますが、このエリアのランドマークとして、機能を有していると思います。

神戸には、まだまだ沢山の美術館や博物館がありますので、ドライブを兼ねて、是非とものぞいてみてください。

【設計データ】

設 計:株式会社昭和設計

所在地:兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1

用 途:展示・記念施設、宿泊施設、図書館、商業施設

構 造:鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造

規 模:地上19階 地下2階

竣 工:1997年3月

掲 載 :新建築1997年7月号

天平うまし館&天平みつき館

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第145回です。

4月に入って新年度のスタート。

このブログも、皆様のお陰をもちまして13年目に突入です(笑)

引き続き、「ちらっとのぞいて」いきますので、宜しくお願い致します!

新年度第一弾は、朱雀門ひろばの中にあります二つの施設を紹介します。

1998年に復元された「朱雀門」。

その隣りにある平屋建ての施設が「天平みつき館」と「天平うまし館」です。

設計は調べてみたのですが、わかりませんでした・・・

早速、のぞいてみたいと思います。

上品な総合案内板を発見!

最初の施設に向かいます。

とても奥に長いです・・・

これが「天平うまし館」です。

ブラウンに塗られた自販機。

木目調ルーバーが印象的な妻面。

カラーコンセプトはブラウンですね。

軒先のディテール。

平入りなので、とてもシンプルな正面玄関。

ごみ箱は反対側に置いて欲しいところです。

中に入ってみます・・・

贅沢に木が使用された内装にうっとり。

施設内にある「遣唐使船解説コーナー」。

模型などの展示と、

映像やパネルで構成されています。

ここで恒例のトイレチェック!

オーソドックスなピクトサイン。

さすが公共施設です。

ホワイトを基調としながらも、アクセントで木を使用しています。

小口を見せて、凹凸が付いています。

「天平うまし館」を出て、正面に見えるのが、次の施設「天平みつき館」です。

二つの施設の間は、芝生公園になっています。

また、渡り廊下でつながれています。

とても立派な渡り廊下にびっくり!

続いて「天平みつき館」へ・・・

屋根は同じですが、外壁は少し雰囲気が違います。

中に入ってみます・・・

同じように、贅沢に木が使用されています。

広々とした物販コーナー。

コロナでキッズコーナーは閉鎖中。

隣にはベビーケアルームが整備されていて、GOODです!

再び外へ出てみます・・・

立派過ぎるバス寄せにびっくり!

コロナで無ければ、バスで一杯なのでしょうね。

芝生広場の前に展示されている「遣唐使船」。

せっかくなので、乗船してみました(笑)

アプローチを進んで行きます・・・

見事に復元された船内。

こうやって見ると結構大きいです(驚)

錨の重しは御影石です。

船上から「天平うまし館」と、

「天平みつき館」を望む。

最後になりましたが、朱雀門ひろばに整備された施設はいかがでしたか?

紹介できませんでしたが、宮跡を展望できる「天平みはらし館」と、団体集合施設の「天平つどい館」も併設されています。

コロナで無ければ、たくさんの観光客で賑わうエリアだと思います。

道路の反対側には、広大な駐車場も造られています。

これから暖かくなるので、是非とものぞいて見てください。

【設計データ】

設 計:不明

所在地:奈良県奈良市二条大路南三丁目5番1号

用 途:物販店・飲食店

構 造:木造

規 模:地上1階

竣 工:2018年3月

掲 載 :-

 

 

天理駅前広場 コフフン

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第144回です。

3月に入ってもまだまだ寒い日が続きますが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?

今回は、天理駅前にあります「天理駅前広場コフフン」を紹介します。

世界的に有名なデザイナー、佐藤オオキ氏の設計です。

では、早速のぞいてみたいと思います。

駅前駐車場に車を停めます。

90分以内無料。公園利用者にとっては有難いですね。

公園の案内板を発見!

公園全体はこんな感じです。

ステージ、ふわふわ、すりばち、テーブル、インフォ&ラウンジ、5つのコフンで構成されています。

まずは「ステージコフン」から。

サインが少し痛んでいますね・・・

いわゆる、屋外多目的ステージです。

この円盤を重ねたようなデザインが共通項になっています。

ベンチも同じ感じです。

白い塗装仕上げなので、どうしても汚れが気になります(泣)

置き式の照明。

屋根面が「ふわふわコフン」になっています。

ここが入口のようですが、コロナで閉鎖中との案内で残念・・・

ネットがあって、中が良く見えません(泣)

床には砂が敷いてありました。

公園ということで、遊具が設置されています。

床は人工芝です。

続いて「すりばちコフン」に移動します。

階段を上がったら、すりばち状に窪んででいるようです。

思ったより急勾配でびっくり!

清掃中?で、ここも閉鎖されていました。

子供向け?に、新たにサインが設置されています。

これも、佐藤氏にデザインして欲しかったですね・・・

「テーブルコフン」は「すりばちコフン」の階段と一体になっています。

一番手前の木製スツールは最初からですかね?

芝生から上がるので、結構汚れています。

ここも人工芝の方が良かったかも・・・

メインの「インフォ&ラウンジコフン」です。

唯一の建物です(笑)

同じデザインの屋根。

塗膜系の防水でしょうか?

少し心配・・・

サイクルショップと飲食の2店舗が入っています。

早速、中に入ってみます。

手前にはマウンテンバイクがずらり。

室内撮影の為、ケーキを購入します(笑)

床にペイントされたサインがお洒落。

食事はビュッフェスタイル。

トップライトで、とても明るい室内。

衝立てのあるカウンター席。

ゆったり座れるソファー席。

子供の遊び場もありました。

センスが光るサイン。

恒例のトイレチェック!

ピクトサインは扉のみです。

中は一人用でしたので省略します(笑)

最後になりましたが、とてもユニークな駅前広場はいかがでしたか?

駅前にあって駐車料金も一定時間無料なので、気軽に利用できて羨ましいです。

コロナが終息したら、もっと沢山の人々で賑わうと思います。

ただ、デザイン優先で今後の維持管理が少し大変そうな印象を受けました。

奈良方面に行かれる際は、是非とものぞいて見てください!

【設計データ】

設 計:デザインオフィスnendo/佐藤オオキ

所在地:奈良県天理市川原城町803

用 途:物販店・飲食店、公園

構 造:鉄筋コンクリート造

規 模:地上1階

竣 工:2017年4月

掲 載 :-

 

ミライザ大阪城

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第143回です。

今年は例年に比べて寒い日が多いように思いますが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?

今月も引き続き、大阪城公園の中にあります施設、「ミライザ大阪城」を紹介します。

この建物は昭和天皇の即位を記念して、昭和6年(1931年)に市民の寄付により当時の金額にして150万円が集められ、大阪城天守閣の再建、大阪城公園の新設とあわせて、第四師団司令部として建設されました。

長い時を経て、2017年に観光物産販売やレストランのある複合施設としてリニューアルしました。

設計は丹青社です。

歴史的建造物の説明で前置きが長くなりましたが、早速、のぞいてみたいと思います。

大阪城の天守を目指して移動・・・

暫く歩くと、重厚な外観の建物が姿を現します。

建物の雰囲気とは違った案内板を発見!

4層の建物のようです。

正面から建物を望む。

シンメトリーで美しいです!

露出をあえて抑えた?建物銘板。

当時は車寄せだったと思われるスペース。

定礎版の文字は時代を感じます。

早速、中に入ってみます・・・

豪華でゆったりした玄関です。

インフォメーションパネルが恰好イイ!

玄関を抜けると、正面に階段があります。

赤い絨毯がとても印象的。

手摺のディテールにうっとり。

側面にも装飾が施されています(驚)

2階に到着。

扉の横には「貴賓室」の文字が・・・

上部には「THE LANDMARK SQUARE OSAKA」と書かれています。

宴会場を備えたレストランで、ウエディングもできるそうです(驚)

ブラウンを基調とした落ち着いた内装。

ステンドグラスからの光が最高。

シャンデリアともマッチしていますね!

残念ながら3階には上がれず・・・

ここで恒例のトイレチェック!

シンプルで且つ上品なピクトサイン。

内部はレトロ感と高級感が織り交ざっていますね・・・

最近はホワイト一色の傾向が多いですが、逆に新鮮さを感じます。

順序が逆になりましたが、1階に戻ります・・・

同じレトロ風でも、少し庶民的な印象を受けます。

でも、ディテールには凝っています。

耐震補強が見える休憩コーナー。

1階は観光物産店や飲食店が軒を連ねています。

奥には、「特別史跡・大坂城跡」の展示室があります。

大阪城の歴史が、とても詳しく紹介されています。

再び外に出てみます・・・

変化に富んだ開口部周り。

建物角の「隅塔」と呼ばれる装飾が圧巻です!

通用口もしっかり造り込まれています。

ドライエリアで地下1階の採光を確保。

裏側には設備機器が集約されています。

最後になりましたが、歴史的建造物をリニューアルした施設の印象はいかがでしたか?

第四師団司令部として建設されただけあって、緻密なディテールや豪華さは素晴らしいの一言です。

戦後は、大阪市警視庁~大阪府警本部~大阪市立博物館と、様々な用途で利用されてきましたが、これからも末永く市民に愛されて欲しいですね・・・

広大な大阪城公園は1日過ごせるので、是非とものぞいてみてください。

【設計データ】

設 計:株式会社丹青社

所在地:大阪市中央区大阪城1-1(大阪城公園内)

用 途:物販店・飲食店

構 造:鉄筋コンクリート造

規 模:地上3階、地下1階

竣 工:2017年10月

掲 載 :-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪城公園はホントに広いです・・・

 

 

JO-TERRACE OSAKA

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第142回です。

あけましておめでとうございます。

コロナが終息しないまま、新たな年を迎えましたが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?

本年も、アートギャラリーを宜しくお願い致します!

令和4年の第1弾は、大阪城公園にあります「JO-TERRACE OSAKA」を紹介します。

設計は大和ハウス工業一級建築士事務所、初めての登場ですね。

では早速、のぞいてみたいと思います。

「JO-TERRACE OSAKA」は、大阪城公園の玄関口にあります。

駐車場からのアプローチ。

チャコールグレーを基調とした外観。

案内に大阪城公園駅の文字が・・・

階段を上がると・・・

JR大阪城公園駅の駅前だったんですね(笑)

駅のコンコースから直結しています。

吊り橋風にデザインされたゲートを進みます・・・

とてもオシャレなロゴがGOODです!

店舗が連なっている構成です。

とても複雑な納まり(笑)

1階のレベルから連絡通路を望む。

とても綺麗な柄の幕板。

柱の立ち上がりは、木以外の部分がもう少し高いとイイですね。

施設案内板を発見!

反射してうまく写せず、すいません・・・

ここが正面入口でしょうか?

左手には2階建の棟・・・

右手には平屋の独立棟・・・

その間の通路は、ラン&ウォークコースになっています(驚)

建物の外観は自由な展開になっていて・・・

深い庇のある陸屋根や、

落ち着いた寄棟があったり、

切り妻もあって、何でも有りの状態です(笑)

チャコールグレーと木目調で統一されているので、違和感はありません。

各店舗には入ることができませんが・・・

2階建ての棟に、少しだけパブリックスペースがあります。

中に入ってみます。

恒例のトイレチェック!

ですが・・・狭くて断念(泣)

内部にはコインロッカーや、

授乳室が設けられています。

EVもありますが、初めて来た人には分かりづらいかも・・・

ストリートの奥にあるのは「大阪城ホール」

大阪城ホール側からの眺め。

最後になりましたが、「JO-TERRACE OSAKA」はいかがでしたか?

今回は建物というより、もう少し広い視点での紹介となりました。

さすが大阪城公園と銘打つだけあって、壮大なスケールです(驚)

住まいの近くに、こんな公園が欲しいですね(笑)

大阪市内にあって割りと近いので、是非とものぞいてみてください!

【設計データ】

設 計:大和ハウス工業一級建築士事務所

所在地:大阪市中央区大阪城3-1(大阪城公園内)

用 途:飲食店舗

構 造:鉄骨造

規 模:地上2階

竣 工:2017年6月

掲 載 :近代建築2017年12月号

うなぎパイファクトリー

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第141回です。

早いもので2021年もあと残り1ケ月となりましたが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?

先月、社内研修があり、私達の班は「浜名湖」に行ってきました。

そこで立ち寄った「うなぎパイファクトリー」を今回は紹介したいと思います!

設計者は調べてみたのですが不明です・・・

では、早速のぞいてみたいと思います。

一応工場と言うことで、浜松技術工業団地の中にありました(笑)

おしゃれな看板が見えてきました。

敷地の入口へ入っていきます・・・

壁面の看板は「うなぎパイ」のパッケージと同じですね!

入口の赤いトラックは記念撮影用。

単調な壁面に付けられたダミー配管の飾り。

サインは、お洒落でシンプル。

建物脇を抜けて正面玄関へ・・・

スロープも、ちゃんと設置されています。

ここにもスロープが。

先ほどのは長すぎたのでしょうか?(笑)

ファクトリーのファサード。

外壁は石目調シートです。

玄関上部のローマ字サイン。

大きくてとても見やすいです・・・

中に入ると直ぐに受付があります。

右手にあるのは、「うなぎパイ」が購入できるお土産コーナー。

行きたいのを我慢して施設内部へ・・・(笑)

トイレ位置を明示したサインはとても親切です。

階段で2階へ進みます・・・

「うなぎ」がデザインされた手摺。

うなぎパイは「春華堂」という会社の商品なんですね!

何やら窓越しに人だかりが・・・

工場の生産現場が見えました。

「うなぎパイ」との記念撮影コーナー(笑)

スマホがセットできるようになっています!

見学通路の途中に設置されたカフェコーナー。

この店舗は丹青社による内装設計です。

多い時はきっと、ここに並ぶんですね(笑)

手摺に貼られた「春華堂」のロゴマーク。

2階からカーテンウォールを望む。

少し太めのフレームです。

奥の階段で1階へ・・・

踊場の庭園がとても綺麗です。

壁に埋め込まれた手摺。

使い勝手はどうでしょうか?

ここで恒例のトイレチェック。

内部はごく普通の感じです(笑)

化粧鏡の枠は「うなぎパイ」もどき?

帰りには、ちゃんとお土産コーナーを通るようになっています(笑)

再び外部へ。

玄関付近に設けられた、車椅子用駐車場。

建物裏側はごく普通の工場です。

観光バスの駐車スペースになっています。

木で後付けされた部分は喫煙コーナー。

もう少しデザインに統一性が欲しかったですね・・・残念。

変な犬走りだなぁ~と思いきや・・・

なんと免振構造の建物でした(驚)

最後になりましたが、皆さんお馴染みの「うなぎパイ」を製造する工場はいかがでしたか?

工場部分と見学部分ぼ動線分けがしっかりとできていて、とても上手く配置計画されているように感じました。

滋賀からは少し遠いですが、近くには舘山寺温泉もありますので、是非とものぞいてみてください。

【設計データ】

設 計:ー

所在地:静岡県浜松市西区大久保町748-51

用 途:工場兼物品販売所

構 造:鉄骨造

規 模:地上2階

竣 工:2005年4月

掲 載 :商店建築2016年5月号

 

 

刈谷市歴史博物館

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第140回です。

緊急事態宣言も解除され、ようやく動けるようになってきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

今回紹介するのは、愛知県刈谷市にあります「刈谷市歴史博物館」です。

設計は大手組織事務所の佐藤総合計画。

早速、のぞいてみたいと思います。

伊勢湾岸自動車道・名古屋南ICから一般道を20分ほど南に進むと、建物が姿を現します。

思いやり駐車場がありますが、建物とは少し距離があります。

左手には大きな案内板。

アプローチを真っすぐ進みます・・・

ダイナミックな切妻屋根が印象的!

正面から玄関を望む。

玄関入口はちょっと閉鎖的?

中に入ると風除室は横長で広いです。

お洒落な館内案内板ですが、少し見にくいかも・・・

風除室を抜けると、大きなホールがお出迎え。

手前にオープンカウンターがあります。

タイル&木でデザインされた高級感溢れる壁面。

内壁のディテール。

1階にある「お祭りひろば」の展示室へ・・・

見事な山車が姿を現します(驚)

和紙で作られた張子人形はダイナミック!

広々としたメイン階段で2階へ・・・

階段の納まりが凄い(驚)

手摺のディテールもGOOD!

2階壁面は、スリットを用いて変化を作り出していますね。

ここで恒例のトイレチェック。

シンプルなピクトサイン。

大判タイルの内装は、とても高級感があります。

続いて展示室へ・・・

展示の什器もクオリティが高いです(驚)

刈谷市のジオラマ模型。

なかなか凄いです・・・

豊田紡績の展示がありました。

2階からも「お祭り広場」を見ることが可能。

EVで1階へ降りてみます・・・

バックヤードでは木が多用されています。

壁面を上手に利用した展示。

多目的に利用可能な「講座室」。

受付カウンターの隣りに配置されています。

再び外部へ・・・

腰屋根がボリューム感を上手に抑えています。

妻面はこんな感じです。

深くて大きな庇。

建物出隅のディテール。

奥に配置された大道具搬入のバックヤード。

屋外に設けられた多目的スペースは、人工芝が貼られていました。

最後になりましたが、高級素材を緻密なディテールでまとめあげた博物館はいかがでしたか?

刈谷市の人口は約15万人。草津市が約13.6万人なので、少し大きな感じでしょうか・・・

この施設の建設費は約36億。色々な補助があったかも知れませんが、何とも羨ましい限りです。

全体規模に比べて展示エリアが少し狭いようにも感じましたが、建物を育てるのは市民なので、有効利用されると良いですね。

滋賀から少し遠いですが、東海地方に行かれた際は、是非とものぞいてみてください。

【設計データ】

設 計:株式会社佐藤総合計画

所在地:愛知県刈谷市逢妻町4丁目25-1

用 途:博物館

構 造:鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄骨造

規 模:地上3階

竣 工:2018年5月

掲 載 :-

みつばち村 さんぽ道

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第139回です。

朝晩めっきり涼しくなり、本格的な「秋」がやってきましたね・・・

皆さん元気でお過ごしでしょうか?

今回は、いつもと志向を変えて、建築家の設計ではなく、

ほっこりした作品を紹介したいと思います。

愛知県豊川市にあります、はちみつ販売のお店「さんぽ道」です!

設計者はわかりません(笑)

では、早速のぞいてみたいと思います。

東名高速豊川ICから車を5分ほど走らせると、可愛い建物が姿を現します・・・

ジブリ映画に出てきそうな外観です!

駐車場には車が一杯(驚)

一応、ここが入口です。

手入れされた芝生がGOODです!

小さな橋を渡って建物へ・・・

憎い演出ですね(笑)

石張りの塔がとてもイイ感じです!

ハチの巣?を型どったステンドグラス。

外壁が波打ってま~す(驚)

物置もオシャレにデザインされています。

プランターと一体化した窓。

さりげないサインが、とてもオシャレです!

まずは「はちみつのお店」から・・・

正面から玄関を望む。

お店の中はこんな感じ・・・

透明シートでしっかりコロナ対策。

奥に少し広い部屋がありました(笑)

手塗りのルームエアコンは、ちょっとやり過ぎかも・・・

今回もやりますトイレチェック!

狭すぎて写真が撮れない・・・(泣)

手洗いはこんな感じです。

壁面にはさりげなく「ハチ」が居ました(笑)

2階のカフェは、コロナの影響で閉鎖中・・・残念です。

1階から上を見上げる。

何か、ワクワクする感じです(笑)

続いて、「お菓子のお店」へ向かいます。

お店を正面から望む。

中に入ると、いきなりショーケースがお出迎え。

店内は同じような感じです。

天井の木組が美しい!

更に「お菓子のお店」の奥へ・・・

裸電球がイイ感じです(笑)

奥には、屋外イートスペースがありました。

ふと、芝生広場に目をやると・・・

何故かブタが佇んでいました(笑)

オーナーが、子豚の成長を描いた映画「ベイブ」がとても好きで、「ベイブ」に出てくる田舎の放牧場をイメージして、建物や庭を設計したんだそうです。

最後になりましたが、絵本から飛び出したような「さんぽ道」はいかがでしたか?

建物と言っても、有名建築家が最新のデザインセンスで設計したものから、今回のように、何かほっこりするものまで様々ですね・・・

滋賀からは少し遠いですが、子供さんや恋人と是非とものぞいて欲しいです。

【設計データ】

設 計:不明

所在地:愛知県豊川市豊津町釜ノ口64-1

用 途:店舗

構 造:木造

規 模:地上2階

竣 工:2015年1月

掲 載 :-

 

VISON 多気

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第138回です。

夏の甲子園も1週間ほど遅延し、雨天ばかりの8月でしたが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?

今回は、三重県多気町にオープンした日本最大級の商業リゾート、VISON(ヴィソン)を紹介します。

コロナの影響で宣伝してなかったのか?

こんな施設が三重にできているとは?全く知りませんでした・・・(泣)

駐車場に車を停めてびっくり!

とにかくBIGスケールで、色々な施設があります。

なので、設計者も様々・・・

マスタープランは赤坂知也建築設計事務所ですが、

建物の棟ごとに、設計者&施工者が違うようです(驚)

まずは一番手前?にある、産直施設「マルシェ ヴィソン」から・・・

屋外設置のエスカレーターがお出迎え。

大屋根の掛かった半屋外施設のようです。

巨大な集成材の柱と柱脚。

ルーバー形状の外壁がある裏側。

ウナギの寝床のように奥が深いです・・・

大屋根の下に、色々な店舗が軒を連ねています。

食べるところは、とてもオープンな雰囲気(笑)

棟のところから、上手く自然光を取り入れています!

ユニークな形状の店舗・・・

見ているだけでワクワクします。

深い庇下を利用した、バーベキュースペース。

上の店舗で、肉や海鮮、野菜等なんでも買うことができます。

ちなみに、場所代は2時間半で3,000円です。

今日も小雨でしたが、十分楽しめます!

ここで恒例のトイレチェック!

トイレの方が立派に見えます(笑)

シンプルなピクトサイン。

今流行りの、ホワイトを基調とした内部。

ちゃっかり、ロゴ入りグッズも販売されています。

産直施設「マルシェ ヴィソン」を後にして、次のエリアへ・・・

ふと、道路の向こうに目を向けると、RC造の大きな施設がそびえ立っています(驚)

「ホテル ヴィソン」を中心とした宿泊エリアです。

とても高級そうですね・・・

続いては「スウィーツ ヴィレッジ」。

店舗入口の様子。

更に進んで行くと、道路を渡る橋があります。

複雑なW造の架構にびっくり!

蔵のように見えるのは、文字通り「蔵前広場」です(笑)

W造2階建ての、長屋のような建物。

奥に伸びる小道は「サンセバスチャン通り」と命名されています。

一番奥にある「食祭広場」。

「すき焼き」の暖簾に吸い込まれそう(笑)

上品な建物の「鮨屋」で、お昼をいただきました。

席に座るまでプライスが分からず(汗)

久しぶりに、回らないお寿司で大満足でした(笑)

これだけ広いので、循環バスが走っているようです。

最後になりますが、新しい形の商業施設「VISON」がいかがでしたか?

日本最大級・・・と謳うだけあって、1日中滞在できるほど多彩です!

「食」の充実ぶりは、素晴らしいの一言。

コロナが終息したら、バーベキューを楽しみたいです(笑)

滋賀県のお隣りなので、是非とも家族でのぞいて見てください!

【建物データ】

設    計:株式会社赤坂都知也建築事務所(マスタープラン)

所在地:三重県多気郡多気町ヴィソン

用    途:商業施設、宿泊施設

構    造:木造(ヴィソン マルシェ)

規    模:地上1階(ヴィソン マルシェ)

竣    工:2021年7月

掲    載: -

 

京都鳩居堂本店

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第137回です。

東京オリンピック2020の真っ只中ですが、コロナも蔓延していて心配です・・・

皆さん元気でお過ごしでしょうか?

今回は京都市中京区にあります「京都鳩居堂本店」を紹介します。

鳩居堂は1663年(寛文3年)、京都寺町本能寺門前に薬種業として創業、約300年以上の歴史あるお店なんです(驚)

長い年月を経て、現在はお香・お線香、文具や書画用品を多数取り扱っています。

設計は私が最も好きな建築家、内藤廣氏です!

前置きが長くなりましたが、早速のぞいてみたいと思います。

建物は寺町商店街の中にあります。

店舗入口上部に掲げられた看板。

この店舗の道向かいにも、同じような店舗がありました。

こちら(第二店舗)は、本店改装中の仮店舗だったそうです。

後でのぞくとして、まずは本店(第一店舗)から・・・(笑)

建物妻面、腰壁は綺麗な石張りです。

アールが付けられた石張りの出隅。

開口部廻りの緻密なディテール。

奥から建物全体を望む。

鳩の紋が入った鬼瓦。

よく見ると、破風板はリン酸処理のスチールです(驚)

再び正面へ・・・

リン酸処理が渋いフロントのスチールサッシ。

店舗内の様子。

とても美しい天井にうっとり・・・

トップライトが効いていますね!

変化のある木目の色合いが絶妙な壁面。

続いて、中庭をのぞいてみます・・・

とても落ち着いた空間は、理屈抜きで美しい・・・

庇下の空間は、中庭との絶妙な間合いを保っていますね!

スチール製のタルキがとても新鮮です(笑)

続いて、第二店舗へ・・・

元々、仮店舗だったので、本店よりグレ-ド感が劣る印象。

フロントの雨戸レール。

大きく突き出ていますね(笑)

中に入ってみます・・・

本店より少し軽い感じがします。

天井は同じ素材で構成、共通感を持たせていますね!

こちらは、トップライトはありません。

階段がありますが・・・

2階には、上がることができず残念。

手摺のディテール。

踏面も、とても凝っています!

シンプルなショーケース&レジカウンター。

奥には休憩コーナーが設けられています。

巾木は、何とアールです(驚)

これは、埃が溜りませんね(笑)

誘導灯も、ちゃんと納めてありました。

最後になりましたが、京都らしさ一杯の「京都鳩居堂本店」はいかがでしたが?

これだけ多く、「ディテール」という文字を使ったことは無かったと思います。

伝統を崩さず、かつ現代的な空間構成は、さすが内藤廣氏ですね~

第26回で紹介した「虎屋・京都ギャラリー」も、内藤廣氏の作品なのですが、室内と中庭をつなぐ空間構成は、とても似ています。

比較してみると、とても面白いです!

お盆前なので、お線香などを買いに、是非とものぞいてみてください。

【建物データ】

設    計:内藤廣/内藤廣建築設計事務所

所在地:京都市中京区寺町姉小路上ル下本能寺前町520

用    途:商業施設

構    造:鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造

規    模:地上2階

竣    工:2020年

掲    載: 新建築2021年7月号