国立新美術館

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第2回目です。

いよいよGWに突入しましたね。

今回紹介するのは、東京・六本木にある国立新美術館です。

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設計は、世界的に有名な黒川紀章(くろかわ・きしょう)です。

2007年に突然他界され、残念の一言です。

晩年は選挙に出たりして、建築家としてのイメージが薄れましたが、建築界のノーベル賞と言われているフランス建築アカデミー「ゴールドメダル」受賞をはじめ、輝かしい実績があります。€

少し話題がそれましたが、作品の紹介に戻ります。

この美術館は、いわゆる収蔵品を収集する美術館ではなく、公募展や企画展のためのギャラリーとなっており、常設展示をもたないユニークな形式をとっています。

ファサードは曲面のガラス張りで、とにかく美しい!! 建物自身が作品ですね。

面白いのが円錐(えんすい)の形をした風除室です。

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自動扉もナナメになっていて、とてもユニーク。

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円錐の入口から館内に入ると、大きなアトリウムが来館者を迎えます。

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そこでまず目に入ってくるのは、2つの逆円錐のコーン(コンクリートの塊)です。

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その上部にはレストランとカフェが設けられています。

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エスカレータからアトリウムを望む。

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施設のロゴが壁面に打ち込まれています。

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建物内側から円錐の風除室を見ると、かなりの高さがありますね。

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1990年以降の黒川紀章の作品には、この円錐が多用されています。円錐つながりで建物を見ていくと楽しいですよ!

円錐のある作品をリストアップしてみました。€

日本看護協会原宿会館 http://www.kisho.co.jp/page.php/173

福井県立恐竜博物館 http://www.kisho.co.jp/page.php/178

久慈市文化会館 http://www.kisho.co.jp/page.php/131

山ノ内町立志賀高原ロマン美術館 http://www.kisho.co.jp/page.php/134

愛媛県総合科学博物館 http://www.kisho.co.jp/page.php/140

白瀬南極探検隊記念館 http://www.kisho.co.jp/page.php/147

残念ながら滋賀県にはありませんが、黒川紀章が設計した作品として、野洲市さざなみホール(旧中主町:豊積の里総合センター)があります。 http://www.city.yasu.lg.jp/map/30.html€

時間がある方は、一度ご覧になって下さい。

【建物データ】

国立新美術館

設 計:黒川紀章/(黒川紀章・日本設計共同体)

所在地:東京都港区六本木7-22-2

用 途:美術館

構 造:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造

規 模:地上6階、地下2階

竣 工:2006年

掲 載:新建築2007年1月号(P58)

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