根津美術館

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第4回目です。今回紹介するのは、根津美術館です。 

東武鉄道の社長などを務めた、実業家で茶人の初代・根津嘉一郎の収集品を展示するために1941年に開館しました。

 美術館の敷地は根津嘉一郎の私邸跡で、広大な日本庭園が広がっています。

2006年5月から改築工事のために休館していましたが、隈研吾の設計による新展示棟が竣工し、2009年10月に新装開館しました。

先月ご紹介した表参道を東に歩き、青山通りを越え、南青山四丁目交差点にさしかかるとチャーコルグレーの建物が姿を現します。

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歩道に面した入口のサイン。

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建物脇のアプローチを歩いて、玄関に向かいます。

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隣りには交通量の多い道路があるにも関わらず、落ち着いた雰囲気をつくりだしています。

竹を半割りした壁面のディテール。

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純和風の壁面に対して、天井はボード貼りでリン酸処理されたスチールの梁をあえて見せています。

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やっと玄関にたどりつきました。

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建物は金属板の外壁と大きなガラスで構成されていますが、何故か落ち着いた雰囲気があります。

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建物の1階エントランスホール。残念ながら展示室は撮影不可です。

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2階の休憩ホール。

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トイレのサイン。細かな所までしっかりとデザインされています。

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庭園マップ。建物の奥に広がる日本庭園。

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池を中心とした日本庭園で、自然そのものが一つの美術品となっています。

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庭園の中にある通路。 

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茶室4棟と薬師堂などの建物の他、石仏、石塔、石灯籠などが点在しています。 

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庭園側から建物を見る。

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東京にいる事を忘れる自然に満ちあふれたミュージアム、皆さんも是非足を運んで下さい。

【建物データ】

根津美術館

設 計:隈研吾/隈研吾建築都市設計事務所

所在地:東京都港区青山6丁目5番1号

用 途:美術館

構 造:鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造

規 模:地上2階、地下1階

竣 工:2009年(本館)

掲 載:新建築2009年11月号(P48)

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