サントリーミュージアム「天保山」

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第8回目です。

まだ11月初めというのに、めちゃめちゃ寒いですね。

猛暑であった夏から、一気に冬がやってきたような気候です。

秋は何処にいったのやら・・・少し寂しい感じです。

寂しいといえば、関西の有名な建築においても、寂しい話題があります。

天保山にあるサントリーミュージアムが、今年12月末をもって閉館します。

忙しい毎日を送っているので、早めに「のぞいて」おかなければ・・・という事で。

今回紹介するのは、サントリーミュージアム「天保山」です。

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設計は世界的建築家、安藤忠雄です。

先月も安藤忠雄でしたが、ご了承下さい!

サントリーミュージアムは、サントリー創業90周年を記念し、佐治敬三氏が大阪に芸術や文化と親しめる空間を!と、安藤氏に設計を依頼しました。 

アプローチ階段のロゴ。(奥に見えるのは海遊館です)

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直方体の美術館(ギャラリー)と、逆円錐形(IMAXシアター+ショップ)の外観が印象的。

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外壁がコンクリート打ち放しではないので、安藤氏の他の作品とは少し異なった印象を受けます。

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これは海岸に面する事から、塩害対策のために外装材を施しているからだと言われています。

自販機置場。建物は大きくても、小さな所にもこだわっています。 

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エントランス・アプローチ。規模の割りに小さな入口です。

レベル的には4階になります。

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わかりにくいですが、建物の中に「タマゴ」があります(笑) 

これがIMAXシアターです。

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屋上広場からは大阪湾が一望できます。 

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建物は取り壊される事はありませんが、来年からどのように利用されるか?気になるところです。

いつまでも、巨匠の作品を身近に親しめるようにして欲しいと思います。

【建物データ】 サントリーミュージアム「天保山」

設  計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所

所在地:大阪府大阪市港区海岸通1-5-10

用  途:美術館・映像シアター・飲食施設

構    造:鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造

規  模:地上9階・地下1階

竣  工:1994年8月

掲  載:新建築1995年3月号(P123)