滋賀県立安土城考古博物館

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第23回目です。

寒さが厳しい2月、皆さんいかがお過ごしですか?

今回紹介するのは、滋賀県立安土城考古博物館です。

設計は大手組織事務所の日本設計です。

のどかな田園の中に、その建物はあります。

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駐車場には屋根付きの車椅子利用者スペースがあります。

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さすが県立の施設ですね!

建物に続く屋根付きのアプローチ。

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建物の全景。

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記念写真のプレートがあるので、ここがベストアングルなんですね(笑)

屋上に見えるのは展望台でしょうか?

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安土城の天守を再現しているとか・・・

建物のファサードは切妻でシンプル、そしてシンメトリーなデザインです。

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教会のような雰囲気も感じられますね。

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外壁はタイル張りですが、珍しい出目地ですね!

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たしか滋賀銀行の草津支店も、この出目地があったと思います。

正面のアーチ部分をくぐると、ピロティになっています。

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ゆったりとした玄関(風除室)。

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たくさんの車椅子があります。

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このスペースにコインロッカーはNGですね・・・

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エントランスホールの様子。少しデザイン力に欠ける印象。

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ホールからは、すぐに中庭が見えます。

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中庭を囲むように回廊があります。

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天井はいい感じですね。

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照明器具もレトロでおしゃれです。

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ホールの奥に券売所があります。手前に見えるのは書籍販売コーナー。

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空きのスペースにつくった感じで、少し残念。

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展示室は全部で3つあります。(案内板ピンクのところ)

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展示室入口の様子。中は撮影禁止でお見せできません。

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見上げると、展望台を発見。早速見学!

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と思いきや、えっ!!真ん中に階段はメンテ用で、上には上がれないとの

こと。非常にもったいないですね・・・

気分を変えて、2階へ行ってみます。

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総石張りの豪華な階段です。

なんと踊り場が広くなっていて、展示スペースがあります。

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こんな階段は初めて見ました(笑)

又、踊り場正面には綺麗なステンドグラスが輝いています。

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「地層」をイメージ したとの解説。

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ステンドグラスの窓台。

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出っ張りが尖っていて、ちょうど子供の顔の高さで危険です。

踊り場から上がる1段目の踏み面が、少し広くなっています。

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実際に歩いてみるとわかるのですが、つまずきそうになり、とても危険です!

はっきり言って、この階段は失敗ですね。

2階ホールの様子。天井が低く、圧迫感があります。

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ホールに設置された映像型の展示機器。

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機器の進歩が早いので、維持するのはなかなか難しいですね・・・

又、2階には小さな図書室がありました。

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再び外に出てみます。

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建物本体と床の平板ブロックに隙間が・・・地盤沈下でしょうか?(驚)

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建物周辺の施設配置図を発見!

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ゆったりした公園の中に、建物があるのが良くわかります。

芝生広場。

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のどかな景色ですね。

建物の裏側もしっかりデザインされています。

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バックヤードの搬入口。

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ゴミ置き場もタイル張りです。

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と思いきや、駐輪場は既製品そのまま。

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もうひと工夫欲しいところですね(笑)

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瓦葺の屋根は、燻(いぶし)のS瓦です。

なかなかいい雰囲気を醸しだしていました。

樋も硫化燻し銅板で、瓦とマッチしています。

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最後になりますが、高級な材料が使用されていて、グレードの高い建物では

ありますが、建物內部のデザインが、少し単調な印象を受けました。

県立の施設であるからでしょうが、もう少し遊び心があっても良いと思います。

それと、屋上に上がれない構造となっていたのがとても残念でした。

博物館のPRをする訳ではありませんが、今年のNHK大河ドラマ「平清盛」

にちなんで、「清盛の時代と近江」と題した特別企画展示が、3月31日まで

開催されています。

大河ドラマをより深く楽しみたい方は、一度のぞいてみて下さい!

【建物データ】

設  計:日本設計

所在地:滋賀県近江八幡市安土町下豊浦6678

用    途:博物館

構    造:鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造

規    模:地上2階

竣    工:1992年

掲    載:-