余部鉄橋「空の駅」展望施設

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第42回目です。

今年の夏は記録的な暑さでしたね・・・

9月に入って、ようやく涼しくなってきました。

皆さん夏バテは大丈夫ですか?(笑)

今回は、余部鉄橋「空の駅」展望施設です。

少し長いタイトルですが、一言でいうとJRの駅舎です。

今までに駅舎は何件か紹介してきましたが、今回は周辺施設を含めて紹介

します。

解説が長くなりますが、もう少しだけ・・・

余部鉄橋と聞くと、皆さんの記憶に残っているかも知れませんが、

昭和62年、強風でこの鉄橋から電車が落ちたという忌まわしい事故があった

です。

鉄橋自体は2010年に廃止され、今は新しくコンクリート橋となっています。

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鉄橋の方はその一部が残され、現在は展望(観光)施設になっています。

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橋梁が再利用されたサイン。

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列車事故で亡くなった方々の慰霊碑。

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鉄橋の下は、メモリアル公園になっています。

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屋外ステージでしょうか?

橋梁の柱脚部を間近で見ることができます。

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何やら記念碑を発見!

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「余部鉄橋空の駅」と書かれています。

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今年の5月に竣工したばかりのようです。

「空の駅」ですから、きっと上にあるんでしょうね。(笑)

道案内の標識に沿って、進んでみます。

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いきなりの階段です。(涙)

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取材時は8月で、めちゃめちゃ暑い日でした・・・

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まだまだ道は続き、だんだん細くなってきました。

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ようやく頂上に到着。

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あ~しんどかった。

昔、鉄橋部分だった線路跡が展望施設になっています。

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ここからは、日本海を一望することができます。

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素晴らしい景色ですね!

地面に作られたガラスの覗き穴。

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展望台で良く見かける仕掛けですね。(笑)

展望台の突き当りからは、昔の線路の一部を見ることができます。

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隣りには、現在の線路が並行して走っています。

新しい線路の方に行ってみます。

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ここが駅ですね。

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屋根も改札もありません・・・(笑)

JR餘部(あまるべ)駅とあります。

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駅名には「餘」の方の漢字が使われています。

橋の名称は「余部」です。

これには訳があって、同じ兵庫県内の姫新線に余部「よべ」駅があるため区別

されているようです。

橋梁で作られたベンチ?

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夏は熱くて、誰も座る人が居ないとか・・・(笑)

タイミング良く電車が入ってきました。

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鉄道ファンには、きっとたまらない光景なのでしょう!

280円で、この鉄橋を往復できるようです。

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時間が無く、乗車できず残念。

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列車が出た後、ようやく建物をのぞいて見ます。(笑)

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待合室ですね。

中は普通の部屋でした。(笑)

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「近畿の駅百選 認定駅」とありますが、まさか?この待合室ではないですよね。(笑)

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奥にもう一つ建物がありました。トイレのようです。

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少し見にくいですが、フェンスには扉がありません・・・

一度プラットホームを降りてからしか、利用できません。 

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プラットホームから直接行けないなんて、何かおかしいですよね?

トイレのピクトサイン。

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これでもか!と言うほど、全部付いてます。(笑)

でも、どうやって車椅子の人が利用するのでしょうか?

内部はとても綺麗でした。

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日本海を眺めながら、登ってきた道をもう一度戻ります。

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よくよく考えてみると、地元の人はこの駅を利用する度に、毎回登り降りされて

いるんですね・・・お疲れ様です。

初めは気付きませんでしたが、色々な案内サインがありました。

餘部駅開設時の写真が、とてもレトロです。

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続いては鉄橋全体の解説図。

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先ほどの展望施設は、地上40mだったんですね。(驚)

地上部分には、道の駅も整備されていました。

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「道の駅あまるべ」と書かれています・・・

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有名建築家の作品ではないと思いますが、木の暖かみが感じられる、落ち着

いた施設でした。

おなじみのトイレ確認。(笑)

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特に変わった感じはありません・・・

自販機も余部鉄橋バージョンでした。

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最後になりますが、今回の餘部駅はいかがでしたか?

今回ほど建物の紹介が少なかった回はありませんでした。(笑)

それでも、エリア全体として素晴らしい観光施設にまとめられていると感じま

した。

団体バス旅行で訪れたので、ゆっくりできませんでしたが、280円で鉄橋を

往復できるので、子どもさんは大喜びすると思いますよ!

これからの季節、是非とも一度のぞいてみて下さい!

【設計データ】

設    計:JR西日本コンサルタンツ(橋梁設計)

所在地:兵庫県美方郡香美町香住区余部

用    途:駅舎

構    造:鉄骨造、コンクリートブロック造

規    模:地上1階

竣    工:2013年5月(空の駅展望施設)

掲    載 :-