小倉百人一首殿堂 時雨殿

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第49回目です。

平成26年度が始まりましたね!

アートギャラリーも5年目に突入しました。

いつまで続けれるか?わかりませんが、これからも宜しくお願いします!

今回紹介するのは、京都・嵐山にあります小倉百人一首殿堂 時雨殿です。

嵐山と言えば、渡月橋を思い浮かべます。

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昨年の台風18号の時は、本当にびっくりしましたね・・・

その渡月橋を渡って西へ少し歩くと、その建物はあります。

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少し高台にありますね・・・きっと台風の時も大丈夫だったのでしょう。

時雨殿(しぐれでん)と書かれた独立型の銘板を発見!

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その奥には、綺麗にペイントされた自販機がありました。

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石垣に沿って、建物に向かいます。

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さりげなく設置された案内ケース。

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正面の階段。

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見にくいですが、ちゃんと手摺がありました!

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デザイン優先だとは思いますが、もう少し目立つ方が親切ですね・・・

床の点字ブロックも、あまり目立ちません。

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車椅子対策としてのスロープは、反対側にありました。

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緩やかで、登りやすそうです。

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正面より玄関を見る。

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とてもシンプルです。

早速、中へ入ってみます。

風除室は無く、すぐに受付がありました。

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反対側にあるミュージアムショップ。

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百人一首のグッズで一杯です(笑)

この施設は、受付奥で靴を脱いでの入館となっています。

下足室が、部屋として確保されています(驚)

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一つのブースが大きくて、大きな荷物も一緒に預けることが可能です。

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とても親切な設計ですね。GOODです!

展示室に進むアプローチ。

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壁面にはオシャレな案内板が設置されています。

ガラス越し見える庭園を眺めながら、奥に進みます。

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アプローチの奥に、何やら神輿(みこし)のようなものを発見!

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解説には「惣花輦」と書かれています。

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お神輿のルーツらしいです(驚)

その奥にはトイレがありました。

オシャレなサインですね!

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よく見ると、後からテプラで文字が張られていました(笑)

トイレに向かう通路。

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男子トイレの様子。

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シンプルですが、練付合板仕上げで、とても高級感があります。

自販機コーナー。

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目立たないように工夫されています。

続いて展示室へ・・・

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撮影OKでしたが、フラッシュは禁止でした。

少し暗くてすいません・・・

百人一首の歌が、一句ずつ紹介されています。

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こちらは、歌人の人形が展示されています。

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アップで見ると、こんな感じです!

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大きなジオラマもありました。

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続いて、2階へ行ってみます。

階段は、とても上品なデザインです。

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踏面にスリットが入っています。

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手摺は外部のものと同様で、少し細めです。

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2階から階段を見下ろす。

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扇型の壁面が、「和」の雰囲気を出していますね!

ゆったりした廊下を通って、奥へ進んでみます。

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2階には、3室に仕切れる大きな和室があります。

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貸し室になっているようで、ちょうど、着物の展示販売が行われていました。

天井と照明の納まり。

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部屋からは、のどかに流れる桂川を臨むことができます。

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エレベーターホールの様子。

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とても上品にまとめられていますね。

再び外に出てみます。

屋根の出は、かなり奥行きがあります。

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よく見ると軒樋と竪樋が見当たりません!

玄関の脇に、飾り樋が一本だけありました。

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全く違和感がありませんね・・・

バックヤード部分の様子。

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最後になりますが、繊細なデザイン・緻密なディテール、さすが竹中工務店の

設計だなぁ~と感じました。

建築に詳しくない人でも、その良さはわかると思います。

取材した日も嵐山は観光客で一杯でしたが、時雨殿の周辺は、とてものんびり

しています。

これからは桜も満開になる季節なので、ご家族で是非とものぞいてみて下さい!

【建物データ】

設    計:竹中工務店(設計施工)

所在地:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11

用    途:博物館

構    造:鉄筋コンクリート造、鉄骨造

規    模:地上2階

竣    工:2006年1月

掲    載:新建築2006年4月号