岐阜県現代陶芸美術館(セラミックパークMINO)

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第66回目です。

記録的な猛暑?も過ぎ去って、朝晩は涼しい日が多くなりましたが、夏バテ

ずに頑張っておられますでしょうか?

今回紹介するのは、岐阜県多治見市にあります「岐阜県現代陶芸美術館」

です。

設計は世界的建築家・磯崎新氏。

では早速のぞいてみましょう!

建物は中央自動車道・多治見ICから、車で10分程のところにあります。

何やら巨大な看板塔を発見!

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よく見ると、セラミックパークMINO&岐阜県現代陶芸美術館の文字があり

ます。

セラミックパークMINOの中に、美術館があるようです・・・

駐車場に車を停め、建物へ向かいます。

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ロータリーに沿って、車寄せのようなものがあります。

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タイルが埋め込まれた天井。

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とてもユニークですね!

暫く歩くと、案内板がありました。

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建物(美術館)へは、長い通路?を通り抜けるようです(驚)

セラミックパークMINOの建物銘板。

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正面から見る。

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とてもカッコいいですね!

これが、きっと長い通路ですね・・・

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谷間を越えるのでしょうか?(笑)

正面から通路を見る。

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同じように、天井にはタイルが埋め込まれています。

ワクワクしながら、通路を進んでいきます。

柱&天井の取り合い部分。

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天井が、緩いアールになっているのが、良くわかりますね。

ここからはトンネルです・・・

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間接照明がイイ感じ!

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壁面に設置された広告パネル。

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規則正しくレイアウトされているので、違和感はありません。

又、反対側には壁をくり抜いた、展示コーナーが設けられています。

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色々な工夫がされていてGOODです!

トンネルを抜けて、ようやく建物に辿り着きました(笑)

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外部に目を向けると、駐車場があります。

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この車は、一体どこから上がって来たのでしょうか?(笑)

更に、建物のグランドラインを見る。

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かなりの高さにビックリ!

建物に囲まれた中心に、カスケードがあります。

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水が流れていて、とても清涼感があります。

建物の案内板を発見!

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このフロアは3階で、B1階までの4層になっているのが、良くわかります。

建物正面の入口。

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中に入ると、建物の模型が展示されていました。

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有名建築家の作品!って感じが伝わってきますね(笑)

左手にはシンプルな受付が・・・

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受付を抜けて、階段&エスカレーターで2階へ・・・

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かなりの高低差です。

朱色の壁が印象的なレストラン。

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少し高そうですね(笑)

こちらはミュージアムショップです。

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陶磁器がたくさん販売されています。

柱に貼られた蝶々のペーパークラフトが、とても可愛らしいです。

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ショップを抜けた一番奥に、美術館があります。

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ここまで、長い道のりでしたね~(笑)

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まずは、受付にてチケットを購入。

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受付奥にある、ロッカーコーナー。

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シンプルな感じがGOODです!

床に貼られた「足あと」に沿って進みます・・・

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白を基調とした展示室。

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2層吹抜けが、開放感を演出していますね!

裏階段で上の階へ・・・

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手摺はシンプルですが、とても上品なディテールです。

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上階より吹抜けを臨む。

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続いて、次の展示室へ。

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展示室としては珍しく、自然光を取り入れています。

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ハイサイドライトなので、ソフトな光ですね・・・

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続いて1階の国際会議場へ。

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イメージしていたより小規模でした。

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手前にある観客席。

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会議場の窓からは、カスケードを身近に見ることができます!

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再び外部に出てみます。

渋い色彩の外壁タイルは、重厚感があります。

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タイルのテクスチャー。

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このはね出し階段は、凄いですね!

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奥に見える木造の建物は茶室です。

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回廊を通って、茶室を見に行きます。

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近くまで来ましたが、中に入れず残念・・・

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最後になりますが、山あいの中に計画された施設は、大自然の中にうまく

溶け込ませてあり、スケール感を小さく見せる工夫がなされていました。

美術館の見学を目的に訪れましたが、展示場や会議室の規模に圧倒さ

れて、美術館の存在感が薄れている点が、少し残念でした。

茶室のように、棟を分けた方が良かったかも知れませんね・・・

それと、あとから知ったのですが、この施設は「並進振子免震システム」と

って、展示室自体を32本のアームで吊り下げて、地震時に展示品で

ある陶磁器を守る、最先端技術が使われているそうです。

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さすが、世界的建築家・磯崎新氏の作品ですね!

滋賀県からは少し遠いですが、見る価値は十分にあると思いますので、

芸術のに、是非とものぞいて見て下さい!

【設計データ】

設    計:磯崎新/磯崎新アトリエ+熊谷建築設計室・設計共同企業体

所在地:岐阜県多治見市東町4-2-5

用    途:美術館、イベントホール、国際会議場

構    造:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造

規    模:地上4階、地下2階

竣    工:2002年10月

掲    載 :新建築2002年11月号