兵庫県 木の殿堂

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第68回目です。

朝晩めっきり寒くなった11月、皆さん元気でお過ごしでしょうか?

今回紹介するのは、兵庫県美方郡にあります「兵庫県 木の殿堂」です。

世界的建築家、安藤忠雄氏の設計です。

元々、超有名でしたが、オリンピックスタジアム問題で、更に時の人になり

ましたね・・・

この話題に触れると大きく脱線しそうなので、早速のぞいてみましょう!

車で20分ほど山道を登っていくと、建物が姿を現します。

img_0036.JPG

最近は来館者が少ないのか?ロータリーが駐車場代わりになっています。

アプローチを進んでいきます。

img_0038.JPG

「木の殿堂」の銘板を発見!

img_0042.JPG

隣りには、標高654mとあります・・・

かなり高いところにあるんですね(驚)

前を見ると、木造の大きな施設がそびえ立っています。

img_0200.JPG

空のブルーと芝生のグリーンが、建物を浮き出させています!

img_0199.JPG

スロープを登って、施設の入口へ・・・

img_0043.JPG

正面から建物を見る。

img_0047.JPG

建物の中心を突き抜けて、奥まで通路が延びています!

脇には、RC打放しの低層棟が接続しています。

img_0049.JPG

ふと脚元に目をやると、波板で小屋が作られていました・・・

img_0053.JPG

あまり見たくない光景です・・・残念。

木造棟の外壁のディテール。

img_0051.JPG

下見板張りですね・・・

防腐塗装が定期的に施されているのか?とても綺麗です(驚)

入口 の自動扉はとてもシンプル。

img_0054.JPG

脇にある建物案内板。

img_0055.JPG

バームクーヘンのように、真ん中が空洞になっています。

奥に行きたい気持ちを抑えて、館内へ。

受付の様子。

img_0196.JPG

色々な「木」のグッズが、販売されていました。

受付を抜けてすぐ、靴を履き替えます。

img_0116.JPG

下足入れは、もう少しデザインして欲しかったですね・・・

連続した大きな柱列に、目を奪われます(驚)

img_0122.JPG

50cm角の杉の集成材です。

上に目をやると、超複雑に梁が組まれています(驚)

img_0191.JPG

ダイナミックかつ、とても美しいです!

img_0192.JPG

梁は柱より一回り小さい、30cm角の集成材で組まれています。

写真では見にくいですが、床は緩やかなスロープ状になっています。

img_0139.JPG

スロープに並行して、隣には階段も設けられています。

img_0188.JPG

段差を見ると、かなりの勾配であることが分かります。

スロープ壁面に沿ってつくられた展示ケース。

img_0127.JPG

施設の模型を発見!

img_0126.JPG

自然と一体化した施設であることが、良くわかります。

一番奥に作られた、体験コーナー。

img_0143.JPG

木のおもちゃで、子供たちも楽しそう!

img_0147.JPG

簡単な図書コーナーも・・・

img_0146.JPG

「木」に関連する書籍が、集められています。

img_0148.JPG

一番奥にあるのは工作室。

img_0145.JPG

中学校の木工室を思い出しますね(笑)

円形の平面なので、逆廻りに戻ってみます。

img_0153.JPG

通路に沿って、展示室やシアターが設けられています。

img_0154.JPG

入口を見ると、壁が大きく傾いているのが、良くわかります。

展示室の様子。

img_0166.JPG

通路を進むと、一旦、外部に出るような仕掛けになっています。

img_0172.JPG

変化があって、面白いですね!

スロープ壁面に作られた、安藤忠雄建築展。

img_0179.JPG

img_0180.JPG

設計時のスケッチが展示されていました。

img_0178.JPG

カッコいいですね!

恒例のトイレチェック(笑)

img_0184.JPG

取って付けたような、この暖簾はNGですね・・・

img_0185.JPG

トイレ自体はとてもシンプルでした。

img_0186.JPG

再び外へ・・・

img_0197.JPG

通路部分上部の小屋組。

img_0079.JPG

本当に美しいですね!

空洞の中心を、通路が突き抜けます。

img_0058.JPG

空洞の下部は、噴水のある池になっています。

img_0059.JPG

まく「水」を取り込んでいますね。

更に奥へ進んでみます。

img_0065.JPG

ようやく、構造物らしきものを発見!

img_0086.JPG

階段と反対側は、建物のようです。

img_0087.JPG

小さな集会室がありました。

img_0090.JPG

RC打放しのバルコニー。

img_0096.JPG

続いて、屋上の展望台へ・・・

このブリッジを渡ります。

img_0105.JPG

建物の軸を45度傾けています。

img_0106.JPG

少し殺風景ですね・・・(笑)

img_0109.JPG

景色の案内板を兼ねた腰パネル。

img_0110.JPG

素晴らしい景色が!と思いきや・・・木樹でよく見えません(笑)

img_0111.JPG

せっかくの景色が台無しで残念。

自然公園か何かなのか?、勝手に伐採できないのでしょうか?

最後になりますが、RCで超有名な安藤忠雄ですが、自然の「木」も見事に

使いこなしていますね。

素材がシンプルなので、竣工後20年が経過していますが、全く古さを感じ

させません。

世界的な建築家である所以は、きっとこの辺りにあるのでしょうね。

関西(兵庫県)といってもかなり遠いですが、これからはカニの季節・・・

湯村温泉や城崎温泉から割りと近いので、旅行等を兼ねて、一度のぞいて

みて下さい!

【設計データ】

設  計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所

所在地:兵庫県美方郡香美町村岡区和池951

用    途:博物館

構    造:木造 一部 鉄筋コンクリート造 鉄骨造

規    模:地上2階

竣    工:1994年4月

掲    載:新建築1994年7月号(P145)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です