両口屋是清 東山店

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第70回目です。

あけましておめでとうございます。

今年も三陽アートギャラリーを、よろしくお願い致します!

さて、平成28年がスタートしましたが、昨年の建築業界の話題と言えば、

やはり「新国立競技場」問題でしたよね・・・

隈研吾氏と伊東豊雄氏の一騎打ちとなったコンペでは、A案(隈研吾氏)

が採用されました。

偶然ですが、昨年12月のブログが伊東豊雄氏の作品でしたので、1月

隈研吾氏の作品を紹介するぞ!と、考えたのですが・・・

関西(西日本)には、作品が少なくて・・・(笑)

諦めかけておりましたが、比較的新しい作品が愛知県にありました(笑)

そこで、今回紹介するのが、名古屋市にある「両口屋是清 東山店」です。

両口屋是清は、寛永11年(1634年)創業以来、老舗として380年以上

もの間、名古屋で和菓子をつくり続けてきた由緒あるお店です。

東山動物園の少し手前、広小路通りに面して、その建物はあります。

何やら、変な形の屋根を発見!

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奥の壁には、「両口屋是清」の文字が刻まれています。

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駐車場は、お店の前に3台分確保されています。

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細い棒のようなものは、車止めです。

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これは、どう見ても自転車用でしょう?

直ぐに乗り越えてしまいそうで怖いです(笑)

正面から建物を臨む。

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白い暖簾が、とてもいい雰囲気です!

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早速、中に入ってみます。

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シンプルなショーケ―スには、綺麗な和菓子が一杯。

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反対側には、独立型の陳列棚。

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商品を、手に取って見ることができます。

奥に進むと、甘い物のメニューを発見!

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2階が、喫茶コーナーになっているようです(驚)

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控えめな色の階段は、シンプルで格好いい!

手摺は、左右非対称になっています。

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店舗側はガラス張り、外部側は、ワイヤー仕様です。

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裏側から階段を見る。

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床面には、水が薄く張られています。

オブジェの鬼瓦に、睨まれました(笑)

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更に、タイルようなものを発見!

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よく見ると、「隈研吾」の文字がありました。

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コレって、竣工銘板なのでしょうか?

なかなか憎い演出ですね(笑)

2階の喫茶コーナーは、とても暖かな雰囲気!

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傾斜天井が、床まで延びています(驚)

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奥から喫茶コーナーを見る。

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壁と天井は、木製ルーバー仕上げです。

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間接照明との組み合わせが、とても新鮮!

タダで、喫茶コーナーをウロウロすることもできず・・・

お店のイチ推し、「白ぜんざい」を注文して、ひと休みです(笑)

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右下のフルーツソースを掛けて、いただきま~す。

ふと上を見上げると、室内に窓がありました。

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お店の人に聞いたところ、3階は会議スペースだそうです。

一般利用客は入れないとの事で、とても残念・・・

どうやって行くのだろう?と考えていると、ちゃんとEVがありました(笑)

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至ってシンプルなEV。

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ガラス越しに見えるのは、玄関の軒天部分です(驚)

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なんか、覗き見してる感じですね・・・(笑)

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甘いものを食べ終えて、再び外へ出てみます・・・

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屋根と軒天の納まり。

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屋根は異型の縦ハゼ葺きでしょうか?初めてみます(驚)

更に上に目をやると、赤い三角マークを発見!

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屋根面に、非常用進入口が設けられています。

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雨漏れが、少し心配ですね(驚)

店舗に沿って作られた、綺麗な坪庭。

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隣りの敷地から、建物側面を臨む。

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屋根自体に傾きを持たせているのが、良くわかります。

この建物唯一の外壁が、裏側にありました!

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有名建築家も、ALCを使うのですね(笑)

最後になりますが、今、最も有名な建築家・隈研吾氏の作品はいかがでしたか?

比較的小規模な建築ですが、とても斬新で独創性の感じられる建物でした。

オリンピックに向けて、隈研吾氏の建築がどんどん紹介されて行くと思います。

お土産に買って帰った「どら焼き」が、めちゃ美味しかったです!

行列ができる前に、早めにのぞいてみてください(笑)

【設計データ】

設計:隈研吾/隈研吾建築都市設計事務所

所在地:愛知県名古屋市千種区東山通4-4-1

用途:店舗

構造:鉄骨造

規模:地上4階

竣工:2013年11月

掲載:商店建築2014年11月号

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