敦賀駅交流施設 オルパーク

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第74回目です。

5月に入って、待望のGW真っ只中、皆さん元気でお過ごしでしょうか?

今回紹介するのは、JR敦賀駅前にできた「敦賀駅交流施設オルパーク」

です。

オルパークの「オル」は、「人が集まって居る(おる)」と、ヘブライ語で「絆」

を表す「ol」の意味があるそうです。

設計は千葉学氏。ブログ初登場ですね!

馴染みが少ないかも知れませんが、東京大学大学院教授で、東京大学

安藤忠雄研究室では、助手を務められていました。

前置きが長くなりましたが、早速、建物をのぞいてみましょう!

鉄道関係の施設ですが、車での見学です・・・(笑)

駅前駐車場に車を停めます。

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隣りの建物には「原子力・・・」と書かれた銘板がありました。

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そう言えば、敦賀は原発の街でしたね・・・

駅前には、まだまだ空地があります。

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これから、駅前再開発があるのでしょうね。

奥に見える四角いグレーの箱が、オルパークです。

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駅前広場に整備された、屋根付き歩廊。

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オルパークと同じ色彩で統一されています。

屋根付き歩廊の天井。

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スチールと木材のハイブリッド構造です!

所々にトップライトが配してあります(驚)

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無くても十分に明るいと思いますが・・・(笑)

端部の柱は、めちゃめちゃ細いです(驚)

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歩廊の周囲にはオブジェが設置されていて、とてもイイ感じです!

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誰の銅像か?と見てみると・・・

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銀河鉄道999の、鉄郎とメーテルでした(笑)

この屋根付歩廊は、バスターミナルになっているようです。 

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バス待ちのベンチでしょうか?

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3人しか座れず、デザイン優先になっていますね・・・

こちらは、身障者用駐車スペース。

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これなら雪国の敦賀でも大丈夫ですね!

ようやく建物の前に、辿り着きました(笑)

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壁面にある建物銘板は、少し分かりにくいです・・・

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手前にあるのが、元々の敦賀駅です。

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既存部分は、吹付けタイルの色で上手く調和させています。

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既存部分にある入口から、駅舎へ進みます・・・

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ここは、普通の改札口でした(笑)

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オルパークへの連絡通路。少し狭いですね・・・

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施設の案内板を発見!

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細長い施設であることが分かりますね。

中に入ると、前面は2層吹抜けとなっていました。

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外観とは正反対の、白木調の内壁が印象的!

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内部は、駅舎の待合室と観光案内所になっています。

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正面には時刻案内のモニターが設置されています。

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入口脇に設けられた観光案内所。

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自販機スペースは、奥に設置されていてGOODです!

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ギャラリーと名付けられたスペース。

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上に目をやると、何とウインチがありました(笑)

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カーテンウォールに目をやると、大きく開く扉が設置されていました。

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どのような使い方をするのか?とても気になります(笑)

白木調の部分は、独立したBOXになっているのが分かります!

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実は、この部分は、2代目駅舎のイメージを復元しているそうです・・・

とてもユニークな設計手法ですね! 

もう一つのBOXには、コンビニが入店していました。

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コンビニの奥には、そば屋やお土産屋があります。

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恒例のトイレチェック!

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入口のタイルには、ピクトサインがプリントされています!

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実はこのピクトサイン、オリンピックのロゴで一躍有名になった野老朝雄

(ところあさお)氏の作品なんです!

取材した時は、まだ発表前でしたので、後で知ってビックリです!(驚)

清潔感あふれる、ホワイトで統一されたブース。

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公共施設らしく、丈夫なトイレブースが使用されています。

EVは、場所がとても分かりにくく残念・・・

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そのEVで、2階に上がってみます。

1階とは正反対で、ゆったりとした2階のEVホール。

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野老氏の作品と分かると、ピクトサインがとても良く見えてしまいます(笑)

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このスペースは休憩所です。

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カラフルなスツールがイイ感じです!

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液晶プロジェクターが設置されているので、多目的スペースとしての利用

が可能になっています。

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プロジェクター下の通路から、奥のスペースへ・・・

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案内板では、ここが「多目的室」と書かれていました・・・

同じような部屋が多いように感じるのは、私だけでしょうか?

その脇には、授乳室が設けられていました。

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締切の張り紙がありますが、1階に欲しい部屋ですよね・・・

階段で1階へ降りて行きます・・・

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カリン系のフローリングでしょうか?

赤みを帯びた色彩が、とても良くマッチしています。

手摺もちゃんと2段になっていますね!

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再び、外部に出てみます。

駅舎入口と反対側のファサード。

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箱型なので、どうしても単調に見えてしまいます・・・

屋根付き歩廊との接続部。

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裏側に回ってみると、駅舎とは完全に縁が切れているのが、よく分かります。

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後になりますが、駅舎の附属施設に留まらず、公民館機能を備えた

交流施設の感想は、如何でしたか?

自分がいつも利用する駅が、こんな施設だったらなぁ~と、素直に思い

ました。

同じ機能の部屋が重なっている印象を受けましたが、これから進む駅前

再開発を見据えて、ゆったりとしたプランにしたのかも知れませんね・・・

滋賀県からも比較的近いので、是非とものぞいてみて下さい!

【設計データ】

設    計:千葉学建築計画事務所(デザイン監修)

所在地:福井県敦賀市鉄輪町一丁目1-24

用    途:交流施設(待合所、売店、多目的室)

構    造:鉄筋コンクリート造

規    模:地上2階

竣    工:2014年4月

掲    載 :新建築2014年5月号