福井市美術館(アートラボふくい)

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第93回目です。

12月になって、本格的な寒さがやってきましたが、皆さん風邪など

引かずにお元気でしょうか?

今回紹介するのは、福井市美術館(アートラボふくい)です。

やっぱり、美術館が一番取材しやすい施設ですね~(笑)

設計は、私の大好きな建築家の一人である、黒川紀章氏です!

では早速、のぞいてみたいと思います・・・

北陸自動車道福井ICを降りて、10分ほど走った「下馬中央公園」

の中に、美術館があります。

ガラス張りの逆円錐がとても印象的!

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手前にある駐輪場は、シンプルで少し地味ですね・・・

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腰壁は 玄人好みのRC斫り仕上げ。

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右側通行をタイルで表示しています(驚)

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なかなかいいアイデアですね。

アプローチを進むと、案内板を発見!

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こうやって見ると、結構「いびつ」な形ですね(笑)

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円形の車寄せ庇。

傘のフレームのようで、とても綺麗です。

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建物との間に、もう一つ庇が重なっていました。

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庇先端のディテール。

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結構、お金がかかっていそうです ・・・(笑)

正面から玄関を見る。

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自動ドアは斜めになっています!

風除室はとっても狭いです・・・

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当日は雨天で臨時の傘立てがありましたが、もう少しデザインに配慮

して欲しいです・・・残念。

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エントランスホールの正面に受付があります。

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建物の外観に似せた?受付カウンター。

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受付横にトイレを発見!

恒例のトイレチェックです(笑)

とても立派なピクトサイン。

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男子トイレ・・・と思いきや、何と階段を下りる必要があります(驚)

くねくねした手摺りは、以前、どこかで見ましたね ・・・

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トイレは何と石張りです!

ステンレス仕上げの洗面器。

コインロッカーも地下1階。

誰も使いませんよね・・・

多目的トイレは1階にありますが、やはり不便です。

エントランスホールがある棟は、EVのある円柱を中心に、螺旋状に

スロープを回しています。

決して、車椅子用ではありません(笑)

黒い部分が、スロープの天井面です。

スロープには登らず、奥の展示室へ。

扉はビビットカラーで、イイ感じです。

スケルトンのEVが格好イイ!

EVで2階へ・・・

展示室の様子。

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黒い天井が、部屋全体を引き締めている印象。

スロープで3階へ・・・

シリンダー状のEVが中心にあります。

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3階は講堂のみです。

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思ったより小さいです(笑)

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天気が回復したので、外部をぐるっと回ってみます・・・

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かなりうねっていますね(驚)

ガラス面が斜め下を向いているのは、直射日光を避ける為らしいです。

どうやって図面を書いたのでしょうか?(笑)

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バックヤードには、別棟の倉庫がありました。

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ここも、うねっていますね(笑)

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裏面はガラスの代わりにパネルが嵌められています。

2つの棟の重なり。 

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微妙に隙間が空いていました(驚)

最後になりますが、福井市が管理運営する美術館はいかがでしたか?

竣工して約20年、その間、改修工事はあったと思いますが、とても

綺麗に使用されていて、ビックリしました!

4年後に、福井県立恐竜博物館(第14回で紹介)が竣工しているの

ですが、同じ黒川紀章氏の設計で、似たようなディテールがたくさん

あります。

二つの施設を比較しながら、是非とものぞいて見てください! 

【設計データ】

設 計:黒川紀章/黒川紀章建築都市設計事務所

所在地:福井県福井市下馬3-1111

用 途:美術館

構 造:鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄骨造

規 模:地上3階、地下1階

竣 工:1996年

掲 載 :新建築1997年10月号

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