太陽の塔

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第100回です。

2010年4月から約8年4ヶ月、この度、掲載100回を迎えることができまた。

いつも閲覧してくださっている皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。

これからも頑張って「のぞいて」いきますので、宜しくお願いします!

さて本題に戻りますが、100回の節目という事で、何かメモリアル建物を!考えました。

そこで今回は、吹田市にあります「太陽の塔」を紹介します。

1970年に開催された大阪万博にて、太陽の塔は建設されました。

生み出したのは前衛芸術家・岡本太郎氏です。

ここでは、あえて設計者として紹介させていただきます。

万博閉幕後、ほぼすべてのパビリオンが撤去される中、1975年に永久保存が決定しました。

その後、内部は半世紀にわたって扉を閉ざしていましたが、2016に耐震補強工事&内部再生工事が実施され、2018年3月に再生を果たし、常設の展示施設に生まれ変わりました。

大阪モノレール・万博公園駅を降りると、目の前は万博公園です。

img_7696.JPG 太陽の塔を目指して進んでいきます。

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万博記念公園の全体地図を発見!

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思ったより広いです・・・

地図のアップ。

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手書きの太陽の塔が、とってもキュートです(笑) 

もう少し詳しい解説パネルがありました。

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太陽の塔に行くには、記念公園の入館料が必要です(泣)

自販機で入場券を購入。

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子供には優しい金額設定ですね(笑)

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はやる気持を抑えて入口へ!

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ゲートを抜けると、正面に太陽の塔がそびえ立っています(驚)

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「太陽の広場」と命名された芝生広場の脇を通って、太陽の塔の脚元に近づきます・・・

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近くで見ると、赤い模様はモザイクタイルでした(驚)

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建設当時、イタリアから輸入されました! 

少し控え目な 、施設銘板。

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あまりにも有名な太陽の塔ですが、「顔」が3つあるのを、ご存知ですか?

頂部にある「黄金の顔」

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腹にある「太陽の顔」

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背にある「黒い太陽」

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それぞれに意味があって・・・

「黄金の顔」は未来、「太陽の顔」は現在、「黒い太陽」は過去を表わています!

又、「黒い太陽」は、信楽焼の陶板で作られているんです(驚)

裏側からの眺め。

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ちょっと不気味な感じがしますよね(笑)

遠くからはわかりませんが、胴体は結構デコボコしています。

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スロープを下って入口に向かいます・・・

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玄関は地下1階のレベルにあります。

いよいよ中へ入りま~す!

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まずは受付へ・・・入館は30分単位の予約制です。

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ブルーの壁面は、とても魅惑的。

ここで恒例のトイレチェック!

とても控えめなピクトサイン。

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壁のピクトも同じデザインです。

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内部もブルーで統一されていました(驚)

最初に姿を現すのは「地底の太陽」ゾーン。

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万博閉幕後に行方がわからなくなっていますが、今回、復元されました。

続いては、「生命の樹」ゾーン。

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ちょっと分かりにくいですが、大きな樹が頂上に向かって伸びています。

高さは41mもあります(驚)

足元にはアメーバなどの単細胞生物があり、全部で33種類。

上に行くに従って、 生物が進化していきます・・・

頂上に近い部分です。

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マンモス~ゴリラ~オランウータンが居ますね(笑)

生物模型は数十年の経過を得てかなり風化しており、細かな補修が行われましたが、ゴリラの顔は、あえて補修せずにそのままにしているそうです。

芸術的な鉄骨の架構にうっとり・・・

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真中にある階段は万博当時、お祭り広場に架けられた大屋根に出る避難階段でした!

更に上に伸びるブルーの空間は「太陽の空間」と呼ばれています。

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団体行動での見学は、最上部で解散となります。

所要時間は30分・・・あっという間でした(驚)

帰りは屋内階段を下っていきます。

壁面には、岡本太郎氏の格言・・・でしょうか?

ただ降りるだけでなく、パネル展示が続きます。

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「太陽の塔」の計画がしっかり記録されています。

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再び1階へ・・・

ミュージアムショップで爆買いした事は言うまでもありません(笑)

最後になりますが、大阪万博のシンボルであった太陽の塔はいかがでしたか?

普段から見慣れているものの、こんなにじっくり見たのは初めてでした!

建築に興味がない人でも、是非とも「のぞいて」欲しい施設です。

見学は事前予約制となっているので、注意してください(笑)

【設計データ】

設 計:岡本太郎 (内部再生PJ:株式会社昭和設計)

所在地:大阪府吹田市千里万博公園1-1

用 途:展示・記念施設

規 模:地上2階、地下1階

構 造:鉄筋コンクリート造(下部)

鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造(上部)

掲 載 :新建築2018年4月号