軍艦島(端島)

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第115回です。

今日から10月、いよいよ消費税10%がスタートしましたね(笑)

先月、勤続10周年で会社から特別休暇を2日いただきまして、長崎の「軍艦島(端島)」に行ってきました!

2015年には世界文化遺産に登録されており、今回はその「軍艦島」を紹介したいと思います。

出港するのは、高松伸設計の長崎港ターミナル。

img_3077.JPG

時間があれば取材したい・・・残念です(涙)

私達が乗船する「やまさ海運」の船。

img_2942.JPG

船に揺られること約40分・・・

ようやく軍艦島が見えてきました!

img_3057.JPG

何か格好イイです。

いよいよ上陸。

img_3005.JPG

やまさ海運さんの上陸ツアーは、3班に分かれて3つのポイントで説明を受けます。

img_2982.JPG

コンクリートの塊にびっくり!

img_2945.JPG

ひときわ目を引くレンガ造の建物は、総合事務所。

img_2948.JPG

フェンスで仕切られた通路を進みます・・・

フェンスの外は全て立ち入り禁止。

最も有名?な、30号棟(旧鉱員住宅)です。

img_2966.JPG

1916年(大正5年)に建てられた、日本最古の7階建て鉄筋コンクリート造の高層アパート。

なんと、柱が細い!(笑)

連続する構造物は、ベルトコンベアーの支柱。

img_2986.JPG

この巨大な建物は、70号棟(端島小中学校)です。

img_2994.JPG

7階建てですが、最上階は潰れています・・・

高台にそびえ立つのは、3号棟(幹部用職員住宅)です。

img_3003.JPG

島内の住居で、唯一内風呂がありました。

石が積まれた護岸。

img_2979.JPG

石炭と赤土を混ぜた天川と呼ばれる接着剤をを用いた、特殊な石積み工法なんです。

島の最も南側に造られた25mプール。幼児プールもあり、海水が使われていました。

img_2975.JPG

白線が残っていますね(驚)

再び船に乗り込み、島の西側を周遊します。

img_3002.JPG

最も軍艦らしく見えるアングルです。

img_3023.JPG

西側に連なる鉱員住宅群。

img_3029.JPG

こちら側は波風が強く、窓が小さく造られたそうです。

塔のようなものを発見!

img_3037.JPG

1号棟(端島神社)で、危険と隣り合わせの鉱員たちの心の拠り所でした・・・

今は、祠のみが残っています。

北側から70号(端島小中学校)を臨む。

img_3048.JPG

昭和33年に建てられていることを考えると、 島がいかに栄えていたのか?創造できますね。

名残り惜しみながらも、島を後にします・・・

img_3053.JPG

帰路の船上からは、数々の世界遺産を見ることができます。

1869年(明治元年)に建設された、小菅修船場(こすげしゅうせんば)跡。

img_3059.JPG

日本初の蒸気機関を利用したドックです。

1909年(明治42年)に建設されたジャイアント・カンチレバークレーン。

img_3066.JPG

日本初の電動クレーン。150tで英国アップルビー社製です。 

最後になりましたが、日本の石炭産業の発展と共に栄えた軍艦島(端島)の印象はいかがでしたか?

紹介したのはほんの一部で、病院や商店街、映画館といった施設まで、ちゃんと整備されていました。

当時最先端のRC造技術が集結された建物群を見学できる貴重な施設ですが、天候が悪い日など、1年に100日くらいは上陸できないらしいです・・・

九州旅行に行かれる際は、是非とものぞいてみてください! 

【設計データ】

※島内にて最も古いとされる30号(旧鉱員住宅)

設 計:-

所在地:長崎県長崎市高島町端島

用 途:共同住宅

構 造:鉄筋コンクリート造

規 模:地上7階(竣工当時は4階)

竣 工:1916年(日本最古の高層RC造アパート)

掲 載 :-