福井県年縞博物館

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第121回です。

令和2年度がスタートしました。

このアートギャラリーも、11年目に突入です(笑)

巷では、コロナウイルスで大変な状況となっていますが・・・

これからも頑張って「のぞいて」いきますので、宜しくお願いします!

今回は、福井県にあります「年縞博物館」を紹介します。

設計は、私が最も好きな建築家の内藤廣氏です!

竣工してまだ1年半の新しい建物なので、早速のぞいてみたいと思います。

舞鶴若狭自動車道「三方五湖PA」から車で5分ほど走ると、細長い建物が姿を現します。

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案内板らしきものを発見!

3つの棟があります。

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前後の棟は研究棟のようです。

手前にあるのは立命館大学の研究施設。

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年縞博物館へのアプローチ・・・

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朱色の銘板がイイ感じです!

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RCに着色したシンプルな造り。

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この色だけで、何かワクワクします・・・

正面から建物を見る。

軒天には木が張られていますね。

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高低差のある敷地の為、1階はピロティになっています。 

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少し小さめ?の風除室。

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中に入ると、すぐに受付があります。

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奥にはミュージアムショップが併設されています。

見たいのを抑えつつ奥へ(笑)

木をふんだんに使用した内装は、とても温かな雰囲気でGOODです!

RC打ち放しが、いいアクセントになっています。

とても分かりやすいサイン。

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ただ、EVホールは少し奥すぎる印象。

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恒例のトイレチェック!

とても可愛い、天井付けのピクトサイン。

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清潔感溢れる、ホワイト基調の内部。

階段で、展示室のある2階へ・・・

階段を上がると、すぐに案内パネルがあります。

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奥に長い展示室。

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解説が遅れましたが、「年縞」というのは、湖の底に堆積した土やプランクトンの死骸などの有機物で作られた、縞模様の層なんです!

その月日は、何と7万年(驚)

2006年の調査で、ボーリングコア 約73mが採取され、約45mの年縞が確認されました。

45mの年縞をそのまま展示しているので、こんなに長いんですね。

展示されている年縞は、こんな感じです。

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ふと天井を見上げると、とても美しいトラス。

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突き当りには、Cafeがあります。

前室は半屋外になっていて、外部に出ることができます。

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美しい三方五湖の眺め。

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とても深い軒の出にびっくり!

屋根のディテール。

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ダイナミックな切妻屋根にうっとり(笑)

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再び室内へ・・・

折り返しの裏側も、展示コーナーが展開されています。

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とても高価そうな展示ですね(笑)

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EVにて1階へ・・・

研究棟への渡り廊下。

こちらも贅沢な造りです。

廊下から、研究ラボを見学することができます。

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続いて、建物の裏側へ・・・

 空調室外機も隠してあり、細かな所まで配慮されています。

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最後になりますが、三方五湖のほとりに建つ博物館はいかがでしたか?

鉄骨と木の混構造はダイナミックで、且つとても美しくデザインされています。

大人はもちろん、子供にも興味が沸く素晴らしい展示内容になっています。

鰻もおいしい処なので、是非とも家族でのぞいてみてください!

【設計データ】

設 計:内藤廣建築設計事務所

所在地:福井県三方上中郡若狭町鳥浜122-12-1

用 途:博物館

構 造:鉄筋コンクリート造、鉄骨・木混構造

規 模:地上2階

竣 工:2018年8月

掲 載 :新建築2018年11月号

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