中谷宇吉郎 雪の科学館

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第127回です。

10月に入って、ようやく涼しくなってきましたが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?

今回は石川県にあります「中谷宇吉郎 雪の科学館」を紹介します。

中谷宇吉郎は、1936年に世界で初めて人口雪の製作に成功した研究者です。

設計は、世界的建築家である磯崎新氏。

比較的小規模な施設の設計も手掛けているんですね~

では、早速のぞいてみたいと思います。

建物の前にある大きな芝生広場・・・

ゴルフの練習ができそうですね(笑)

とてもおしゃれな案内看板。

とても細長い建物のようです。

芝生広場を通って建物に向かいます。

橋を渡る演出が憎いですね~

かなりシンプルな手摺です(笑)

正面から建物を望む。

少し見にくいですが、六角形のシリンダーが3つ続いています。

腰壁は、かなり劣化しています。

ガラス張りの風除室。

早速、中に入ってみます・・・

受付で入館チケットを購入。

ミュージアムショップは、このコーナーのみ。

雪の結晶をイメージしたトップライト。

とても明るいです。

館内案内板を発見!

廊下を進んでいきます。

正面にある映像ホール。

とても天井が高いです・・・

ここで恒例のトイレチェック!

かなりシンプルなピクトサインですね(笑)

テラゾブロックの床が時代を感じます。

階段を降りて展示室へ。

展示室の様子。

雪の結晶だらけです(笑)

自然光を積極的に取り入れていて、とても明るいです。

天井を見上げると、PCスラブ構造になっています(驚)

なかなか珍しいですね・・・

展示室の奥に広がる中庭。

ゴロゴロとした石だらけです(笑)

石の脇を通って、更に奥へ・・・

雨風が掛かっていない外壁。

とても綺麗です。

一番奥にある喫茶コーナー。

その脇を抜けると、柴山潟が姿を現します(驚)

水面ギリギリまで下げられた土間。

柴山潟に面した喫茶コーナー。

もう少し草を刈って欲しいです・・・

スロープを登って、2階のレベルへ・・・

この部分の外壁は板張りです。

かなり傷んでいて残念・・・

1階の外壁は、かなり汚れています。

初めに渡った橋の下は、管理事務所がありました。

最後になりますが、雪の結晶をモチーフにした科学館はいかがでしたか?

実はこの施設が竣工した約25年前に訪れていて、今回は2回目でした。

さすがに外部の痛みは激しく、もう少し早くメンテして欲しかったですね・・・

紹介できませんでしたが、雪の結晶を題材にした実験や氷のペンダントが作れたり、子供たちが喜ぶ企画も満載なので、金沢方面に行かれた時は、是非とものぞいて見てください!

【設計データ】

設    計:磯崎新

所在地:石川県加賀市潮津町イ106番地

用    途:科学館

構    造:鉄骨造

規    模:地上2階

竣    工:1994年11月

掲    載:新建築1995年3月号