松原市民松原図書館

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第133回です。

4月に入って新年度のスタート。

このブログも、皆様のお陰をもちまして12年目に突入です(笑)

引き続き、「ちらっとのぞいて」いきますので、宜しくお願い致します!

今月は、大阪府松原市にあります「松原市民松原図書館」を紹介します。

先月に引き続いての図書館です(笑)

設計は、MARU。architecture(高森洋平+森田祥子)

初登場、新進気鋭の建築家でしょうか?

では、早速のぞいてみたいと思います。

阪和自動車道・松原ICを降りて、西へ10分ほど車を走らせると、池の上に建つ建物が姿を現します(驚)

隣のコインパーキングに駐車して、いざ図書館へ!

建物入口に向かいます・・・

あえて目立つ位置に配置した?屋外階段。

外壁はカラーコンクリート打放しで、とてもシンプル!

ただし、この色合いには好き嫌いがあるでしょうね(笑)

玄人好みな印象で、一般の人には親しみにくいかも・・・

単調にならないよう、工夫された開口部。

排水管が、ニョキッと出ています。

もう少し、デザインに工夫が欲しいです。

正面玄関が見えてきました・・・

屋外階段の出入り口を兼ねたサイン。

玄関脇に設置されたブックポスト。

中に入るとすぐにBDSシステムがあります。

入口すぐに設けられた総合受付カウンター。

総合案内板を発見!

ほんとに岩のような形ですね(笑)

1階は、受付から1mほど低いレベルにあります。

階段の裏を意図的に見せた演出!

RCに見える案内サインは、実は木製なんです(笑)

池に面した大きな窓が、とてもGOOD!

ここで恒例のトイレチェック!

オシャレなピクトサイン。

ホワイトを基調とした室内。

開架室はスキップフロアになっているので、順に上がっていきます・・・

床はMOコテ押えで、ローコスト。

2階のブラウジングコーナー

とても落ち着いた空間です。

奥に見えるのは、書庫でしょうか?

鉄骨梁を、あえて見せていますね・・・

次のフロアへ・・・

ここは飲食コーナー。

実はここも2階なんです・・・

隣にある自習コーナー。

飲食コーナーの奥にあるテラス。

2階から1階を見下ろす・・・

続いて、3階に向かいます・・・

3階はこどもの本と絵本コーナーです。

「くつろぎスペース」と命名されたエリア。

とても立派な書架です(笑)

収納不足は永遠の課題ですね・・・

最後は屋上です。

想像以上に広々とした空間(驚)

折版屋根に少々ビックリ!

再び外部へ・・・

池に浮かぶ「古城の石垣」と言ったイメージでしょうか?

お世辞にも、綺麗とは言えないため池(笑)

道路に接する貴重な搬入スペース。

最後になりましたが、ため池に佇む図書館はいかがでしたか?

スキップフロアで、利用者をエリア分けした空間構成に感動しました!

外観からは想像できないほど、広く感じます。

ローコスト材を巧みに利用する設計手法は、これからの設計のヒントになるように思います。

なるほど、GOOD DESIGN AWADO 2020 受賞作品!

大阪南部で少し遠いですが、是非とものぞいてみてください!

【設計データ】

設 計:MARU。architecture

所在地:大阪府松原市田井城3丁目1-46

用 途:図書館

構 造:鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造

規 模:地上3階、地下1階

竣 工:2019年11月

掲 載 :新建築2020年5月号