福井市にぎわい交流施設 ハピテラス

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第135回です。

京都・大阪・兵庫に緊急事態発令中で、取材に行きにくく、今月も福井の作品を紹介します・・・

今回はJR福井駅前にあります「福井市にぎわい交流施設 ハピテラス」です。

設計は大手組織事務所のアール・アイ・エー。

初めての登場かも知れません・・・

では早速のぞいてみたいと思います!

恐竜を全面にアピールしたJR福井駅(笑)

福井県公式キャラクターがお出迎え。

駅の南側に見えるのが、「福井市にぎわい交流施設」です。

バスターミナル沿いに進んでいきます。

雪国なので、雨&雪よけはバッチリです!

庇のディテールが素晴らしい。

正面から建物を望む。

高層部はマンション、低層部は複合施設になっています。

「ハピテラス」と命名された巨大な屋根付き広場。

とても印象的な屋根庇にビックリ!

内部はこんな感じです

様々なイベントが開催されているようで、

今日は、「ふくいキッチンカーLUNCHI」との案内がありました・・・

大きなTVが設置されています(驚)

コロナのニュースばかりです・・・

ガラスの取付け金物が凄い(驚)

上を見上げると、巨大なトップライトがありました。

エスカレーターで2階へ・・・

2階から「ハピテラス」を見下ろす。

続いて、施設内へ入ってみます。

1&2階は飲食&物販エリア。

エスカレーターで3階へ・・・

3階は「ハピリンホール」があります。

ここはホワイエでしょうか?

「ハピリンホール」の入口。残念ながら、内部は見れず・・・

ホールの案内板を発見!

能舞台があるんですね(驚)

ここで、恒例のトイレチェック。

とても見やすいサイン。

ピクトもお洒落で恰好イイです!

高級感溢れる、ブラウン系のシートで統一。

4階はスルーして、5階の福井県自然史博物館分館へ・・・

セーレンという地元企業が命名権を得て、「セーレンプラネット」となっています。

内部は、宇宙の神秘がテーマになっていて、

プラネタリウムも見ることができます。

5階から「ハピリンテラス」の屋根を望む。

ちゃんとメンテできるようになっていますね。

屋内階段で一気に1階へ・・・

建物裏側から、高層マンション棟を見上げる。

地上91m、福井県で一番高い建物だそうです(驚)

億ションなのかなぁ~?

ここがマンションの入口。

福井駅から雨に濡れずに行くことができます!

最後になりましたが、福井駅前再開発事業で誕生した「にぎわい交流施設」はいかがでしたか?

当初はホテルやNHK福井放送局を誘致する予定でしたが、いずれも頓挫したそうです。

高層棟は住宅のみになり、低層部には代わりにプラネタリウムが入館しました。

福井は雪国なので、屋根に対する意識が高いように感じました。

そういった意味では、「ハピリンテラス」はとてもイイ空間だと思います。

冬季はスケートリンクにもなるそうなので、是非とものぞいてみてください!

【設計データ】

設 計:株式会社アール・アイ・エー

所在地:福井県福井市中央1丁目2-1

用 途:複合商業施設+マンション

構 造:鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造

規 模:地上21階 地下2階

竣 工:2016年4月

掲 載 :-

 

美浜町生涯学習センター なびあす

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第134回です。

GW真っ只中ですが、コロナでどこにも行けませんね・・・

今月は、福井県美浜町にあります「美浜町生涯学習センター なびあす」を紹介します。

設計は、新居千秋氏。

あまり馴染みが薄いかもしれませんが、受賞歴多数の有名建築家です!

個人的には、水戸市立西部図書館が大好きです。

では、早速のぞいてみたいと思います。

舞鶴若狭自動車道・若狭美浜ICを降りて、西へ10分ほど車を走らせると、大きなボリュームの建物が姿を現します。

美浜町役場の隣りです。

アンバランスな、細い柱が逆に新鮮!

正面玄関ではなく、役場からの通用口のようです。

生涯学習センターと図書館の複合施設。

外壁は、一応タイル張りです。

浅い目地で、変わったスクラッチタイルですね(驚)

天井を見上げると、特殊な形のRC打ち放し。

駐輪場は、入口から少し離れていて残念。

建物周囲を回ってみます。

赤白のポールは豪雪地帯の証し?

雪対策で、矩形の建物なのかも知れませんね。

変わった形状のアルミ窓。

この大壁面は大ホール部分でしょうか?

目地が浅いので、大きな面積は単調に見えてしまいます・・・

階段をあえて見せていて、恰好イイ!

雨&雪に濡れずに横移動が可能。

車のロータリーがあるので、ここが正面玄関でしょうか?

少し分かりづらいかも・・・

中庭を設けて、奥への採光を確保しています。

正面より玄関を望む。

奥行きの深い、ゆったりした風除室。

案内板を発見!

アクリル板で少し見にくいです・・・

総合受付がありました。

内壁は、シンプルなRC打ち放し。

打ち放しでも、細かな工夫がされています。

通用口と同じ形状のホール天井。

白い部分は、何とガラスクロス押エです(驚)

結構、ローコストを意識していますね!

図書館をのぞいてみます。

かなり赤味を帯びた家具です。カリン調でしょうか?

児童書架コーナー。

個人的には、ナラのような優しい色合いの方が落ち着きます・・・

図書館の向かいにある、生涯学習関係の諸室。

ここは、調理実習室でしょうか?

コロナの影響か、使用感がありません・・・

 

続いて、大ホールへ・・・

とても高価なグランドピアノがあるみたいです(驚)

ひっそりとしたホワイエの様子。

2階へ上がってみます・・・

威圧感ありすぎの天井です。

真っ暗な大ホールを目くら撮影!

フラッシュの光量不足でゴメンなさい(笑)

実際は、とても綺麗な空間です!

1階に戻って、バックヤードをのぞいてみます。

メタリックな内壁の通路。

自販機もビルトインされています。

ここは楽屋です。

お待たせしました、恒例のトイレチェック!

ん~何とも言えないピクトサイン。

中は真っ赤です(笑)

2016年に、中部建築賞を受賞されていました。

最後になりましたが、原発のまち美浜町の文化施設「なびあす」はいかがでしたか?

至るところにローコスト材を使用し、それを形状と色彩でカバーしている印象を持ちました。

色彩については、好みが分かれますが、もう少し落ち着きがあっても良いかも・・・

三方五湖方面に行かれる際は、是非とものぞいてみてください!

【設計データ】

設 計:新居千秋/新居千秋都市建築設計

所在地:福井県三方郡美浜町郷市29-3

用 途:生涯学習センター(文化ホール・公民館・図書館)

構 造:鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造

規 模:地上3階

竣 工:2012年11月

掲 載 :-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松原市民松原図書館

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第133回です。

4月に入って新年度のスタート。

このブログも、皆様のお陰をもちまして12年目に突入です(笑)

引き続き、「ちらっとのぞいて」いきますので、宜しくお願い致します!

今月は、大阪府松原市にあります「松原市民松原図書館」を紹介します。

先月に引き続いての図書館です(笑)

設計は、MARU。architecture(高森洋平+森田祥子)

初登場、新進気鋭の建築家でしょうか?

では、早速のぞいてみたいと思います。

阪和自動車道・松原ICを降りて、西へ10分ほど車を走らせると、池の上に建つ建物が姿を現します(驚)

隣のコインパーキングに駐車して、いざ図書館へ!

建物入口に向かいます・・・

あえて目立つ位置に配置した?屋外階段。

外壁はカラーコンクリート打放しで、とてもシンプル!

ただし、この色合いには好き嫌いがあるでしょうね(笑)

玄人好みな印象で、一般の人には親しみにくいかも・・・

単調にならないよう、工夫された開口部。

排水管が、ニョキッと出ています。

もう少し、デザインに工夫が欲しいです。

正面玄関が見えてきました・・・

屋外階段の出入り口を兼ねたサイン。

玄関脇に設置されたブックポスト。

中に入るとすぐにBDSシステムがあります。

入口すぐに設けられた総合受付カウンター。

総合案内板を発見!

ほんとに岩のような形ですね(笑)

1階は、受付から1mほど低いレベルにあります。

階段の裏を意図的に見せた演出!

RCに見える案内サインは、実は木製なんです(笑)

池に面した大きな窓が、とてもGOOD!

ここで恒例のトイレチェック!

オシャレなピクトサイン。

ホワイトを基調とした室内。

開架室はスキップフロアになっているので、順に上がっていきます・・・

床はMOコテ押えで、ローコスト。

2階のブラウジングコーナー

とても落ち着いた空間です。

奥に見えるのは、書庫でしょうか?

鉄骨梁を、あえて見せていますね・・・

次のフロアへ・・・

ここは飲食コーナー。

実はここも2階なんです・・・

隣にある自習コーナー。

飲食コーナーの奥にあるテラス。

2階から1階を見下ろす・・・

続いて、3階に向かいます・・・

3階はこどもの本と絵本コーナーです。

「くつろぎスペース」と命名されたエリア。

とても立派な書架です(笑)

収納不足は永遠の課題ですね・・・

最後は屋上です。

想像以上に広々とした空間(驚)

折版屋根に少々ビックリ!

再び外部へ・・・

池に浮かぶ「古城の石垣」と言ったイメージでしょうか?

お世辞にも、綺麗とは言えないため池(笑)

道路に接する貴重な搬入スペース。

最後になりましたが、ため池に佇む図書館はいかがでしたか?

スキップフロアで、利用者をエリア分けした空間構成に感動しました!

外観からは想像できないほど、広く感じます。

ローコスト材を巧みに利用する設計手法は、これからの設計のヒントになるように思います。

なるほど、GOOD DESIGN AWADO 2020 受賞作品!

大阪南部で少し遠いですが、是非とものぞいてみてください!

【設計データ】

設 計:MARU。architecture

所在地:大阪府松原市田井城3丁目1-46

用 途:図書館

構 造:鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造

規 模:地上3階、地下1階

竣 工:2019年11月

掲 載 :新建築2020年5月号

くわなメディアライヴ(桑名市立中央図書館)

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第132回です。

3月になって、暖かい日が多くなってきましたが、皆さん花粉症は大丈夫でしょうか?

今月は、三重県桑名市にあります「桑名市立中央図書館」を紹介します。

設計は、大手組織事務所の佐藤総合計画。

日本で初めて、PFI方式によって建設・運営されている図書館で、開館時間は9時~21時と、非常に長いのが特徴です!

では、早速のぞいて見たいと思います。

車を走らせていると、「kml」と書かれた看板を発見!

「kml」は、くわなメディアライヴの略です。

前面道路から建物を望む。

エッジの効いた外壁。

斬新で、とても恰好イイ!という印象。

駐車場の入口を発見!

屋内駐車場になっていて、GOODです!

その手前には、駐輪場があります。

一番良い所に駐車場&駐輪場があって、とても利用しやすいです!

雨に濡れずに、建物玄関に行く事ができます・・・

「kml」のオレンジが目立つ正面玄関。

複合施設になっていて、3~4階が図書館です。

風除室を抜けると、正面にエスカレーター&階段が現れます!

施設内に「TULLY’S COFFEE」があって、とても便利。

全てが分かる大きな案内板。

2階に上がると、人権センターがあります。

サインが部門ごとに色分けされていて、とても分かりやすいです!

ちなみに人権部門は「青色」です。

2階レベルより1階を見下ろす。

続いて3階へ・・・

ガラス張りの天井はとても明るいです!

メンテ用ゴンドラが、少しうるさい感じ。

2層吹抜けになった3階エントランスホール。

ようやく図書館(kcl)に、辿り着きました(笑)

図書館部門は「赤色」のサインで統一。

コインロッカーは、少なめでしょうか?

入口に設置されたBDSシステム。

とても開放的な一般閲覧コーナー。

低めの書架は、「良い図書館」の基本です。

階段から、一般閲覧コーナーを眺める。

天井の照明が少しうるさいですが、とても美しいです!

こちらは児童コーナー。

三角屋根のトップライトは、子供たちにウケそうですね(笑)

4階にあるAV鑑賞コーナー。

ゆったりした、贅沢な空間です・・・

「天空の庭」と命名された、屋外読書テラス。

児童コーナーのトップライトです。

屋外読書テラスは、2層吹抜けになっています!

ここでは、お喋りしても大丈夫ですね(笑)

遅くなりましたが、恒例のトイレチェック!

建物とは正反対の、重い印象のサイン。

綺麗な木目調の内部。

最近は白が主流なので、ひと昔前のトイレですね・・・(笑)

非常階段で、再び1階へ・・・

エスカレーター脇の通路を奥に進んでみます・・・

奥に見えるのは通用口でしょうか?

とてもオシャレな照明がありました(笑)

建物裏側も恰好イイです。

バックヤードのSSは小さめの印象。

最後になりますが、桑名市の中心地に立地した図書館の印象はいかがでしたか?

一つひとつの空間がゆったりしていて、利用者目線で作られた図書館は、羨ましい!の一言です。

21時まで開館しているので、是非とものぞいてみてください!

【設計データ】

設 計:株式会社佐藤総合計画

所在地:三重県桑名市中央町3丁目79

用 途:図書館(複合施設)

構 造:鉄骨造

規 模:地上5階

竣 工:2004年7月

掲 載 :-

アートプラザ・磯崎新記念館(旧大分県立大分図書館)

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第131回です。

11都府県で緊急事態が宣言され、思うように動くことができませんが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?

先月に引き続き、大分からの紹介です!

今回は「アートプラザ・磯崎新記念館」を紹介します。

世界的建築家・磯崎新氏の設計です。

大分市出身なんです・・・

では早速のぞいてみたいと思います。

隣の立体駐車場から建物が見えています・・・

RC打放しでかなり古い印象。

実は、1966年に「県立大分図書館」として竣工し、1998年に「アートプラザ」として、リニューアルされた建物なんです!

図書館は日本建築学会賞作品です(驚)

駐車場から建物正面に向かいます・・・

スクエアのシリンダーが印象的!

この部分は何なのでしょうか?

建物正面の様子。

手前には長~いスロープがあります。

スロープを進んでいきます・・・

Arata Isozaki の垂れ幕が恰好イイ!

同じRC打放しでも、安藤作品とは違った印象を受けます。

とても長いです(笑)

踊り場手摺のディテール。

変化のある外壁にうっとり。

力強さを感じます!

正面玄関を望む。

帽子をかぶったような、上部の庇。

スクエアのシリンダーは「梁」なのでしょうか?

中に入ってみます。

正面にある受付。

後付けなので、少し殺風景ですね。

施設の案内板を発見!

もう少し見やすいものがありました(笑)

いつも気になるミュージアムショップ。

天井はPCスラブ構造です。

昨年10月に紹介した、同じ磯崎新氏設計の「中谷宇吉郎 雪の科学館」でも使用されています・・・

比較して見てもらうと、面白いです。

60’Sホールと命名されたスペース。

奥の方がとても明るいです(驚)

近づくと、ハイサイドライトがありました!

とても効果的ですね。

壁面に飾られた、とても綺麗なドローイングにうっとり。

60’ホールを上がると、2階レベルになります。

横手にあるのは、アートホール。

中に入ると、結構広くてビックリ(驚)

ここで恒例のトイレチエック!

ん・・・ごく普通でした(笑)

とてもレトロな床材です。

施設の方に聞いたところ、1966年当時のものだそうです(驚)

続いて、大胆な色使いの階段室。

この色は、当時のものかどうか?わからないそうです・・・

3階は、磯崎新建築展示室になっています。

コロナの影響で、図書コーナーは閲覧中止。

分散した小部屋に、模型を中心とした作品が展示されています。

たくさんあるので、個人的に好きな作品を紹介します・・・

シンボルタワーが印象的な水戸芸術館(1991年)

滋賀の近くにも・・・京都コンサートホール(1993年)

特に思い入れのある、なら100年会館(1993年)

実は、このブロクの第1回紹介作品なんです!

その他の展示も、狭い空間をうまく活用しています。

バリアフリーでないのが、少し残念・・・

ハイサイドライトを貫く渡り廊下。

最後になりますが、新たな命を吹き込まれた「アートホール」はいかがでしたか?

建物自体は古いですが、空間構成の素晴らしさは、とても50年以上前の建築とは思えませんね・・・

さすが、磯崎新!といったところでしょうか。

磯崎新氏は、2019年に建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞しています。

昔、磯崎新氏が安藤忠雄氏のことを、

大阪に「安藤」という面白い建築家が居る・・・

と、呼び捨てで喋っている事を思い出しました(笑)

機会があれば、是非とものぞいて見てください!

【設計データ】

設 計:磯崎新/磯崎新アトリエ

所在地:大分県大分市荷揚町3番31号

用 途:総合文化施設

構 造:鉄筋コンクリート造

規 模:地上3階、地下1階

竣 工:1998年2月

掲 載 :新建築1998年7月号

大分県立美術館(OPAM)

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第130回です。

あけましておめでとうございます。

コロナの影響で、静かなお正月となりましたが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?

コロナの早期終息を祈りつつ、本年もよろしくお願い致します!

令和3年の第1弾は、大分市にあります「大分県立美術館」を紹介します。

設計は、「紙の建築」で一躍有名になった坂茂氏です!

では早速のぞいてみたいと思います。

建物は、国道197号線(昭和通り)を東に進むと見えてきます。

恰好イイ!という第一印象・・・

車なので、駐車場に向かいます。

屋内駐車場なので雨の日も安心!

天井のダクトが凄いです(驚)

先ずはEVにて地上に上がります・・・

OPAMのオブジェサインが、超恰好イイ!

ここがメイン玄関のようです・・・

ガラス屋根を支えるシャープなフレーム。

中に入ると、巨大な空間が現れます!

まずは恒例のトイレチェックから(笑)

集約されたピクトサイン。

今どきのホワイトを基調とした内装。

トイレブースにピクトが貼り付けてあります(驚)

初めて見ました!

トイレの手前には、コインロッカーが設けられています。

照明の加減で黄色くなっていて、すいません(泣)

まずは、エスカレーターで2階へ・・・

デザインされた家具が、至る処に配置されていて、GOODです!

お洒落なカフェがお出迎え。

ありました!坂茂氏の18番、紙パイプの椅子。

ゆったりした廊下に沿って、諸室が配置されています。

子供たちの作品でしょうか?とても可愛らしい・・・

続いて3階へ・・・

ホワイトの手摺って・・・珍しくないですか?

3階に上がると、どこかで見たような木組みが・・・

昨年9月に紹介した「静岡県富士山世界遺産センター」と同じです!

同じ建築家の違う作品を比較するって、面白いですね(笑)

正面に配置された、屋外展示スペース。

ファサードの木組みを、屋内側から見る。

シースルーEVで下に降ります・・・

シンプルでお洒落な押しボタン。

1階奥には、オープンカフェテラスがありました。

この巨大照明も、作品の一部ですね・・・

再び外部へ。

螺旋階段を上がって・・・

このペデストリアンデッキを渡ってみます。

コロナの影響でしょうか?美術館2階出入口は閉鎖されていました。

ホワイトのブレースが恰好イイ!

反対側から螺旋階段と・・・

建物ファサードを望む。

西日でガラス面が反射して、とても幻想的です。

夜間は、もっと綺麗なのでしょうね!

建物裏側に回ってみます・・・

裏といえども、しっかりデザインされていました。

最後になりますが、ゆったりした空間を持つ、美術館の印象はいかがでしたか?

建物のディテールもしっかりしていて、建物そのものの「質」の高さを感じます!

案の定、「JIA 日本建築大賞」を受賞されていました!

大分の人、本当に羨ましいです・・・

芸術に積極的に投資する姿勢は、素晴らしいと思います!

滋賀県の美術館建設も、頑張って欲しかったなぁ~

GOTOトラベルが再開し、別府温泉に行かれる際は、是非とものぞいてみてください(笑)

【設計データ】

設 計:坂茂建築設計

所在地:大分県大分市寿町2番1号

用 途:美術館

構 造:鉄骨造 一部 鉄筋コンクリート造

規 模:地上4階、地下1階

竣 工:2014年11月

掲 載 :新建築2015年7月号

ヤマザキマザック美術館

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第129回です。

12月に入って、コロナが再び拡大してきましたが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?

本年最後に紹介するのは、名古屋市にあります「ヤマザキマザック美術館」です。

ヤマザキマザックと言えば、世界的な工作機械メーカー。

その創業者である山崎照幸氏が収集した美術品コレクションを展示する企業美術館です。

では早速のぞいてみたいと思います。

交差点に聳え立つカッコいいビルは、マザックアートプラザ。

その隣りにある白い建物が、今回紹介する美術館です。

建物下までやってきました・・・

正面にオブジェを発見!

誰もが知っている、オーギュスト・ロダンの作品(驚)

バックの壁面が、イイ感じです・・・

とても高級そう(笑)

シンプルで上品な案内板。

美術館の入口がわからない(泣)

地下ではなさそう・・・

アートプラザから入館するみたいです。

コロナの関係でしょうか?

とても広い風除室を抜けて・・・

ビルのエントランスホールを横切り・・・

ようやく美術館入口に辿り着きました(笑)

美術館の銘板を見て、ひと安心。

壁面収納式の傘立て。

入ってすぐにトイレのピクトサインがありました。

工作機械メーカーらしく、ピクトサインはメタル製です。

内部は石張りで高級感あり!

受付と一体となったミュージアムショップ。

奥にあるのはコインロッカー。

これも高級感がありますね・・・

4階&5階が展示室で、EVで上がります。

4階の企画展示から・・・

スクラップワールド展・・・なるものが開催されていました。

富田菜摘さんという作家。

こんな人です(笑)

作品の数々。

恐竜でしょうか?

全く違う人物像の作品。

フクロウ好きにはたまらい。

個人的には、これが欲しいです(笑)

5階には階段で移動します。

ホワイトとチャコールグレーの組み合わせは、王道ですね!

腰壁はマーブル柄になっていました(驚)

カラフルな赤色の壁面が特徴の常設展示室。

黄色の他にも青色があります・・・

再びEVで1階へ。

EVはシースルーになっていました。

本を意図的にディスプレイしています。

下は喫茶&軽食コーナー。

エントランスの垂れ幕がかっこイイ!

最後になりますが、企業美術館の感想はいかがでしたか?

工作機械メーカーらしく、とてもメタリックな印象が高級感を醸し出していました。

いつもスルーしていますが、モネやダリ、ピカソといった超一流作家の作品が多く展示されているので、コロナに注意しながら是非とものぞいてみてください。

【設計データ】

設    計:株式会社日建設計

所在地:愛知県名古屋市東区葵1-19-30

用    途:美術館

構    造:鉄骨造

規    模:地上5階

竣    工:2010年

掲    載:-

マールブランシュ ロマンの森

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第128回です。

11月に入って、朝夕、暖房が欠かせなくなってきましたが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?

今回は、京都市にあります「マールブランシュ ロマンの森」を紹介します。

「お濃茶ラングドシャ 茶の菓」が有名な、お菓子屋さんです!

山科に新店舗をオープンしたので、スイーツを食べつつ、のぞいてきました(笑)

設計者がわからないのですが、とてもオシャレなので気になっていました!

京都東ICを降りて、五条バイパス方面に進むと、緑に囲まれた建物が姿を現します・・・

シルバーの大きなロゴがあるのですが、樹木で隠れていて残念・・・

歩道沿いに、綺麗に積まれた石積。

上品な色合いです・・・

まだオープンして1ヶ月です。

とても「大きな樹」を発見!

きっと、キャラクターか何かでしょう(笑)

色口付近にある巨大な「P」。

駐輪場でした(驚)

「お濃茶ラングドシャ 茶の菓」をイメージした看板。

駐車場は満車状態・・・

車椅子用駐車場が整備されていてGOODです!

正面から建物を望む。

さっきの「大きな樹」の正体はこれですね(笑)

淡いクリーム色の外壁と、樹々のグリーンがとてもマッチしています。

アプローチの鋳物手摺。

庇下を進みます・・・

何と、入場するのに30分待ちです(驚)

少し間口が狭い風除室。

内部は奥に深いです。

屋外テラス席に抜けることができます。

中に入ると、正面に商品のショーケースがあります!

ここで、商品購入と喫茶に分かれます。

せっかくなので、喫茶を利用しました(笑)

オープンカウンターで商品を受け取り・・・

美味しくいただきました。

シャインマスカット、最高!!

店内には、様々なパターンの席が用意されています。

テーブルの奥にあるのは絵本棚。

子供達には嬉しいですね。

製造室を、ガラス越しに見ることができます。

ここで、恒例のトイレチェック!

オシャレで上品なサイン。

壁のクロスがとてもイイ感じの内部。

天井まで伸びたトイレブース。

2階へのアプローチ。

従業員専用で、ここ迄です・・・

お菓子の販売エリア。

とても落ち着いた雰囲気。

凄いディスプレイです(笑)

最後になりましたが、甘~い香りが漂う「ロマンの森」はいかがでしたか?

緑に囲まれたお店は、文字通り、ロマンあふれる空間で、ついつい財布の紐が緩くなってしまいます(笑)

滋賀からとても近いので、食欲の秋に、是非とものぞいて見てください!

【設計データ】

設    計:-

所在地:京都市山科区大塚北溝町30番地

用    途:物販店、事務所

構    造:鉄骨造

規    模:地上2階

竣    工:2020年9月

掲    載:-

中谷宇吉郎 雪の科学館

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第127回です。

10月に入って、ようやく涼しくなってきましたが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?

今回は石川県にあります「中谷宇吉郎 雪の科学館」を紹介します。

中谷宇吉郎は、1936年に世界で初めて人口雪の製作に成功した研究者です。

設計は、世界的建築家である磯崎新氏。

比較的小規模な施設の設計も手掛けているんですね~

では、早速のぞいてみたいと思います。

建物の前にある大きな芝生広場・・・

ゴルフの練習ができそうですね(笑)

とてもおしゃれな案内看板。

とても細長い建物のようです。

芝生広場を通って建物に向かいます。

橋を渡る演出が憎いですね~

かなりシンプルな手摺です(笑)

正面から建物を望む。

少し見にくいですが、六角形のシリンダーが3つ続いています。

腰壁は、かなり劣化しています。

ガラス張りの風除室。

早速、中に入ってみます・・・

受付で入館チケットを購入。

ミュージアムショップは、このコーナーのみ。

雪の結晶をイメージしたトップライト。

とても明るいです。

館内案内板を発見!

廊下を進んでいきます。

正面にある映像ホール。

とても天井が高いです・・・

ここで恒例のトイレチェック!

かなりシンプルなピクトサインですね(笑)

テラゾブロックの床が時代を感じます。

階段を降りて展示室へ。

展示室の様子。

雪の結晶だらけです(笑)

自然光を積極的に取り入れていて、とても明るいです。

天井を見上げると、PCスラブ構造になっています(驚)

なかなか珍しいですね・・・

展示室の奥に広がる中庭。

ゴロゴロとした石だらけです(笑)

石の脇を通って、更に奥へ・・・

雨風が掛かっていない外壁。

とても綺麗です。

一番奥にある喫茶コーナー。

その脇を抜けると、柴山潟が姿を現します(驚)

水面ギリギリまで下げられた土間。

柴山潟に面した喫茶コーナー。

もう少し草を刈って欲しいです・・・

スロープを登って、2階のレベルへ・・・

この部分の外壁は板張りです。

かなり傷んでいて残念・・・

1階の外壁は、かなり汚れています。

初めに渡った橋の下は、管理事務所がありました。

最後になりますが、雪の結晶をモチーフにした科学館はいかがでしたか?

実はこの施設が竣工した約25年前に訪れていて、今回は2回目でした。

さすがに外部の痛みは激しく、もう少し早くメンテして欲しかったですね・・・

紹介できませんでしたが、雪の結晶を題材にした実験や氷のペンダントが作れたり、子供たちが喜ぶ企画も満載なので、金沢方面に行かれた時は、是非とものぞいて見てください!

【設計データ】

設    計:磯崎新

所在地:石川県加賀市潮津町イ106番地

用    途:科学館

構    造:鉄骨造

規    模:地上2階

竣    工:1994年11月

掲    載:新建築1995年3月号

静岡県富士山世界遺産センター

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第126回です。

コロナ禍に追い打ちを掛けて、猛暑が続きましたが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?

今回は、静岡県にあります富士山世界遺産センターを紹介します。

前々から行きたかった施設で、設計は坂茂氏。

阪神淡路大震災の折、紙(紙管)を使用した仮設住宅で、一躍有名になった建築家です・・・

では、早速のぞいてみましょう!

近くの市営駐車場に車を停めて・・・

おしゃれな円形の公衆トイレ。

独立した小便器がとてもユニーク!

案内板を確認して進んでいきます・・・

大きな鳥居の奥が、目的の施設です!

人工池に設置された建物銘板。

富士山をイメージした木製格子。

人口池に逆さ富士が映り込む演出にうっとり。

人口池を大周りして、施設入口に向かいます・・・

格子組のアップ。美しいの一言。

風除室の正面にある受付カウンター。

コロナ対策の衝立ては、ホント「絵」になりませんね(泣)

中に入ると、大きな吹き抜けの空間に圧倒されます!

格子組の逆富士は、建物の内外を貫いています。

複雑な納まりも、とても綺麗です(驚)

エントランスには、巨大な施設案内板があります!

よく見ると、見学通路がらせん状のスロープになっています・・・

早速、内部へ進んでみます。

富士山を登っていく演出のようです(驚)

内部は、かなり暗いです・・・

夜間登山で、初日の出を目指すイメージ?

らせんスロープの真ん中には円形のシリンダーがあります。

内部は、EVとらせん階段です。

スロープから外へ出てみます。

ガラス手摺の廊下を進んで・・・

映像ホールに到着。

天井を見ると・・・

坂茂氏の代名詞である、紙筒を発見!

再びシリンダーに戻って、頂上に到着?(笑)

頂上のゆったりしたスペースは、展望台になっています。

屋外テラスヘ・・・

雲が無いと、富士山が見れるそうです・・・

写真パネルがありました。

こんな感じです(笑)

テラスから建物を望む。

何やら、変な突起物を発見!

よく見ると、建具枠でした!

ガラス窓を全開にする為に張り出したんですね(笑)

たくさんのレールが見えます。

ここで恒例のトイレチェック!

とてもオシャレなサイン。

ホワイトを基調とした内部。

最後にミュージアムショップでお買い物(笑)

人口池に面した休憩チェアー。

紙筒で作られていました!

さりげなく展示された、世界遺産の認定書。

最後になりましたが、世界遺産の認定に伴って建設された施設はいかがでしたか?

もっと、紙筒を使用してほしかったなぁ~と思いつつ・・・

富士山の頂上を目指して登山する疑似体験の演出は、素晴らしい!の一言でした。

滋賀からは結構遠いですが、富士宮やきそばを食べに是非とものぞいて見てください!

【設計データ】

設    計:坂茂/株式会社坂茂建築設計

所在地:静岡県富士宮市宮町5-12

用    途:博物館

構    造:鉄骨造

規    模:地上5階

竣    工:2017年11月

掲    載:新建築2018年1月号