建築倉庫ミュージアム

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第105回目です。

12月になって、今年も残すところあと1ヶ月となりましたが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?

今回紹介するのは、東京都品川区にあります「建築倉庫ミュージアム」です。

11月に会社の研修があり、この施設をたまたま見学したのですが、とてもユニークでしたのでブログにまとめてみました(笑

設計者は不明で、施設自体もリフォームなのですが・・・早速のぞいてみたいと思います!

品川の新スポット、「天王州アイル」の近くにあります。

寺田倉庫という会社の一角にあって、入口が良くわかりません・・・(笑)

ようやく案内看板を発見!

ここが正面玄関です。

隣のロゴがとてもオシャレ!

奥に見えているのは竪樋でしょうか?

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玄関を抜けると、正面に受付がありました。

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反対側にある休憩スペース。

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近くに寄ってみると、倉庫の一角にミュージアムを作ったのが良くわかります!

RCに白いペンキを塗っただけの外壁(驚)

シャッターのガイドレール?も、荒々しい仕上げです・・・

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風除室も、後から作ったのが良くわかります。

壁面に設けられたミュージアムショップ。

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商品のレイアウトも、ちゃんとデザインされていますね!

まずは、常設展示室へ向かいます。

とても殺風景です(笑)

休憩用のイス?と思いきや・・・

ミニシアターになっていました(驚)

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可愛らしい壁面の什器。

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こちらは、ロッカールーム。

荷物整理用の棚?は、とても便利です。

ここで恒例のトイレチェック!

シンプルなサイン。

扉を開けて、びっくり!

何と、一人用でした(笑)

混雑時は、ちょっと不便かも・・・

展示室入口のオブジェ。

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説明が遅くなりましたが、「建築倉庫ミュージアム」は、 国内唯一の建築模型を専門に展示・保存する施設なんです!

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写真撮影&SNS拡散OKの案内。

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展示の主旨を説明したパネル。

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簡易なスチールラックに置かれた模型たち・・・

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ピックアップして紹介したいと思います。

サマルカンド,1991(クラインダイサムアーキテクツ)

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中国美術学院民芸博物館(隈研吾)

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天母集合住宅(山本理顕)

在ブラジル日本国大使館(槇文彦)

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函館蔦谷書店(梓設計)

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名だたる有名建築家や、大手組織事務所の名前があります(驚)

とてもユニークな模型。

内部まで細かく作られています。

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とてもカラフルな作品も・・・

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内装は、シナベニヤ貼でとてもシンプル。

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天井は張らず、あえて配管を見せていますね!

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壁から出っ張っているものを、あえてオブジェにしています(驚)

続いては、企画展示室をのぞいて見ます!

ホウキで作られたのは目隠し?

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中に進んでみます・・・

「新素材×旧素材」展が開催されていました。

これは、護王神社の模型。

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良く見ると、新素材が使われている?(笑)

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残念ながら、この奥は撮影禁止で紹介できずゴメンなさい・・・

最後になりますが、建築模型専門という、とてもユニークな博物館はいかがでしたか?

玄人好みではありますが、限定したテーマに絞った博物館や美術館はとてもイイですね~

ただ、入館料が3,000円で、もう少し安いと良いなぁ~と思いました(笑)

建築関係者はもちろん、デザインに興味のある人も含めて、天王州アイルに訪れた際は、是非とものぞいて見てください!

【設計データ】

設 計:不明

所在地:東京都品川区東品川2-6-10

用 途:博物館(建築模型)

構 造:リフォーム(鉄骨造)

規 模:地上1階

竣 工:2016年6月(2018年4月リニューアル)

掲 載 :-

兵庫県立美術館

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第104回目です。

11月になり、肌寒い毎日となってきましたが、 皆さん元気でお過ごしでしょうか?

今回紹介するのは、「兵庫県立美術館」です。

世界的建築家・安藤忠雄氏設計の、BIGスケールの美術館です。

では、早速のぞいてみたいと思います!

阪神高速神戸3号線摩耶ランプを降りて暫く走ると、巨大な施設が姿を現します。

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3つにブロック分けした外観が、ボリューム感を抑えていますね・・・

シンボルオブジェの「美かえる」が、来館者を迎えています(笑)

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西側から建物を臨む。

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石積みのグレーと、チャーコルグレーの対比がGOODです!

近くに寄ると、そのスケールにビックリ(驚)

建物銘板は、同色系で落ち着いた印象。

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あまりに広すぎて、入口が良くわかりません・・・(笑)

案内銘板を発見!

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玄関は海側にあり、北入口から中に入っていきます。

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円形になったエントランス。

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続いて、美術館のチケット売り場へ・・・

インフォメーション&チケットブース。

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無機質な空間は、とても落ち着きます。

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企画展示はこの階段を上がって行くのですが、お金が無いので常設展示へ・・・(笑)

こうやって見ると、階段も芸術的ですね(笑)

対面にあるグリーンのシリンダーは、EVです。

常設展示の入口。

かなり狭いです・・・

作品を撮らなければ、内部も撮影可能。

最近はこのような美術館が多くなってきましたね。

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美術情報センターをのぞいてみます!

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入口にはパンフレットが一杯。

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ホワイトを基調とした内部。

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学芸員が常駐しています。

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ここで恒例のトイレチェック!

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上部のピクトサインは、後から付けられたもの。

シルバーを基調とした内観。

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シンプルでいい感じです。

トイレを後にして、果てしなく長~いスロープを発見(笑)

1階から2階へのアプローチです。

再び、円形のエントランスへ・・・

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ミュージアムショップは、撮影不可で残念・・・

ミュージアムホール前のホワイエ。

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落ち着いた感じですが、少し暗いですね・・・  

センターにある螺旋階段で、屋外へ上がっていきます。

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とても美しいの一言!

屋上テラスに到着。

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護岸の眺めも最高(笑)

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海側は、建物下部が大階段になっています。

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大きくせり出した庇が、とても印象的!

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変な人形のオブジェを発見!

「サン・シスター」という名称で、現代美術作家・ヤノベケンジ氏の作品です。

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阪神・淡路大震災復興20年のモニュメントとして、建立されたそうです(驚)

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後ろ姿も可愛らしい・・・(笑)

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最後になりましたが、巨匠・安藤忠雄氏の作品はいかがでしたか?

延床面積、約27,500㎡もの建築を、シンプル&スマートにまとめるセンスは、さすがですね!

ただ、写真を撮る中で、完璧なゆえに、逆に面白味に欠けるように感じたのは、私だけではないかも知れません・・・

今から20年近く前の作品なのでRC打放しがメインですが、最新の作品は使用材料も変化にとんでいるので、比較してみるのも良いかも知れません。

神戸は観光の宝庫なので、是非とものぞいてみてください。

【設計データ】

設 計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所

所在地:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1番1号

用 途:美術館

構 造:鉄骨鉄筋コンクリート造(免震構造)

規 模:地上4階、地下1階

竣 工:2001年9月

掲 載 :新建築2002年9月号

大阪歴史博物館

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第103回目です

今回は、大阪市中央区にあります「大阪歴史博物館」を紹介したいと思います。

設計は、日本設計+NTTファシリティーズ+シーザー・ペリの共同企業体です。

シーザー・ペリと言えば、琵琶湖ホテルの設計者として有名です。

茶色い外壁がインパクト抜群の外観!

NHK放送会館との、複合施設となっています。

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壁面には、大きな建物銘板が・・・

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SUS色なので、少し控えめな印象。

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左隅のボルト穴が、とても残念・・・

ちょうど、「西郷どん」の特別展が開催中でした(笑)

近くで見ると、かなりの3次元曲線ですね!(驚)

外壁のディテール。

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大判タイルと思ってましたが、石張りでした。

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深い目地がイイ感じです!

玄関へのアプローチを進んで行くと、地球儀を埋め込んだようなガラス張りの物体が・・・!

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軸線を意図的にずらしていますね(驚)

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こんな形のEXP.Jは、初めて見ました(笑)

ゴムのジャバラがスゴイです。

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曲面ガラス面に張りついた風除室。

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庇先端も、かなり凝っていますね!

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早速、中へ入ってみます・・・

少し暗くてゴメンなさい・・・

室内から天井を見上げる。

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かなり太いフレームにビックリ!

逆に、柱脚は軽快ですね・・・

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エントランスホールにて案内板を発見!

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歴史博物館の平面形状が、良くわかりますね。

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こちらは、NHK大阪放送会館側です。

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NHKは休館でしたので、大阪歴史博物館をのぞいてみます!

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博物館のエントランスホール。

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ど真中に受付があって、少し違和感を感じます。

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こんなに大きい案内板は、初めて見ました(笑)

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大きすぎて、逆に見にくいかも・・・

ここにも大きなエントランスホールがありました。

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ガラス張りのエントランスもあるので、少しもったいない感じがします。

床に嵌められたガラス張り。下に何かあるようですね?

「難波宮」遺跡探訪の案内を発見!

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無料なので、申し込んでみました(笑)

ボランティアのおじさんに連れられて、探訪スタート。

床に丸い石張りがあるのは、意味があるらしく・・・

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昔、ここに建物の柱があって、その位置を表しているそうです(驚)

説明がないと、全く気付きませんね・・・

続いて、地下に案内されました。

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先ほど床にあったガラスの下は、このようになっていたんですね!

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柱を飛ばして、遺跡を保存しています。

昔、こんな建物があったらしいです。

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最近はあまり見なくなった?階段昇降機。

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ここで恒例のトイレチェック!

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控え目なピクトが扉にありました。

木目調でまとめていますが、少し前に流行ったデザインですね。

続いて、ミュージアムショップへ・・・

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あまり賑わいは、ありません(笑)

奥をのぞくと、何か特別な展示スペースのようなものが・・・

更に進むと、大阪万博(EXPO’70)のタイムカプセルが展示されていました!

「タイム・カプセルEXPO’70」の解説。

何となく、70年代のデザイン・・・という感じでしょうか(笑)

ひっそりと展示されているのが、とても残念でした・・・

記念に「西郷どん」特別展を見学しましたが、撮影不可で取材はここ迄。

最後になりますが、とても斬新的な外観デザインの印象はいかがでしたか?

斬新な分だけ、建設費も高額だったと思います・・・

ただ、外観と比較して、内装のデザインが単純でした。

あまり歴史的な建造物をアピールしない大阪ですが、「難波宮」を学んでみる価値は十分にあると思うので、是非とものぞいてみてください!

【設計データ】

設 計:日本設計+NTTファシリティーズ+シーザー・ペリ共同企業体

所在地:大阪市中央区大手前4丁目1-20

用 途:博物館

規 模:地上18階 地下3階

構 造:鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造

掲 載: 新建築2002年2月号

もりのみやキューズモールBASE

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第102回です。

今回紹介するのは、日生球場跡地につくられたショッピングモール、「もりのみやキューズモールBASE」です。

「BASE」の文字は、野球場の跡地であったことを、記憶に残すためだそうです!

設計(施工)は、竹中工務店。

竹中工務店らしい、繊細なディテールが見れるでしょうか?

では、早速のぞいてみましょう!

大阪メトロ・森ノ宮駅2号出口を出ると、直ぐに施設が現れます。 

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歩道沿いには、センスの良いサインが並びます。

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オープンなアプローチは、入り易い印象です・・・

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一応、雨避け庇はありますが、少し高すぎますね(笑)

レベルを解消する接続部。

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スタバの影響で、ホントにオシャレなCAFEが増えましたね!

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ガラスのカーテンウォールは格好イイですが、夏場は暑そう・・・

奥に進むと、「BASEパーク」と言う多目的広場がありました。

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半屋外型のエスカレーターで2階へ・・・

アルミの屋根が、とてもオシャレです!

2階から多目的広場を見下ろす。

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特設ステージもあって、何かイベントの準備中ですね?

スチール+亜鉛めっきの手摺。

落下物防止で、ネットが張られていました(笑)

広めのオープンスペースは、解放感があってGOODです!

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ツリーサークルを兼用した休憩スペース。

ここにこそ、屋根庇が欲しかったですね・・・残念。

1階アプローチと同じ、アルミ製の庇。

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2階は飲食店が中心のようです。

 

図書スペースと飲食が一体となった「まちライブラリー」に入ってみます・・・

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図書館のような雰囲気・・・

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奥には、ピザ&カフェスペースがあります。

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飲食の他には、キッズの遊具も置かれています(驚)

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省スペースを有効に利用していますね!

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2階には、飲食の他にクリニックモールもありました(驚)

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続いて、3階に向かいます・・・

とっても目立つオレンジ色のEV。

3階には、商業施設としては日本初のランニングトラックがあるんです!

実はこのトラックが見たくて、この施設を取材しました(笑)

あえてEVには乗らず、階段で3階に上がります・・・

木製デッキは人工ですね・・・

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本当にランニングトラックがありました(驚)

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床は人工芝仕上げ。

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トラックは3コースあって、一番外側には「WALK」の文字が・・・

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利用説明(案内)がありました。

直線距離も長く、結構広いです(驚)

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1周300mで、何と利用は無料とのこと。

このトラックは「ヘルスエイド・AIR TRACK」が正式名称で、

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地元企業の「森下仁丹株式会社」がネーミングライツ(命名権)を取得したんです!

無料で使えるなんて、森下仁丹さん太っ腹!!

トラックからは、大阪城の天守閣も臨むことができます(驚)

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その他にも、フットサルコートが2面併設されています。

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こちらは屋根付きですが、少し天井が低いですね・・・

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屋上緑化でしょうか?

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何故か?ブドウが栽培されていました(笑)

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下に見える三角形のスペース は、ドックランです。

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ワンちゃんも、ここで運動ですね(笑)

フィットネスクラブも、ちゃんと併設されています。

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うまく目隠しされた、屋外空調機置場。

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再び1階へ・・・

下から改めて、「AIR TRACK」を臨む。

ジェットコースターみたいですね(笑)

室内型駐輪場も、しっかり整備されています。

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とても贅沢な施設ですね・・・

最後になりますが、屋上にランニングトラックを有する「キューズモールBASE」の感想はいかがでしたか?

大阪の中心部にあって、安全&気軽にランニングやウォーキングが無料でできるなんて、何とも羨ましい限りです!

併せて、こんな施設を作ろうとするアイディアはスゴイの一言です・・・

大阪に行かれた際には、是非ともトラックを歩いて見てください(笑) 

【設計データ】

設 計:株式会社竹中工務店

所在地:大阪市中央区森ノ宮中央2丁目1番70号

用 途:商業施設

規 模:地上3階

構 造:鉄骨造 一部 鉄骨コンコンクリート造

掲 載: 商店建築2015年11月

漢検 漢字博物館・図書館

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第101回です。

異常なほど、毎日暑い日が続きますが、皆さん元気でお過ごしでしょうか?

今回紹介するのは、京都祇園にある「漢検 漢字博物館・図書館」 です!

設計は、大手ゼネコンの大林組、設計・施工ですね・・・

早速のぞいてみたいと思います。

八坂神社から歩いてすぐのところに、漢字博物館はあります。

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商店街を歩くと、打放しの塀にお洒落なサインを発見!

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歩道沿いに作られた建物案内板。

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お洒落で、とても上品です!

建物は、かなり奥に控えて建てられています!

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外観は京の町屋の佇まい・・・

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このルーバーがとてもイイ感じですね(笑)

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両サイドを空けているのは、消防用進入口でしょうか?

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結果的に、変化があって良いと思います・・・

少し深めの庇には竪樋がありません。

雨が落ちる部分には砂利が敷かれています。

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玄関前のみ軒樋が設けられていますが、ほとんど目立ちません(驚)

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正面から玄関を臨む。

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早速、中へ・・・

少し奥行きのある風除室。

通過する場所にある建物案内板は、ゆっくり見ることができず残念!

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風除室を抜けると、ゆったりしたエントランスホールがあります。

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両サイドには、ミュージアムショップと

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ミュージアムカフェがあります。

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まずは受付でチケットを購入。

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展示コーナーは撮影自由とのこと・・・

漢字だらけの壁紙が、とてもGOODです!

「北」は2017年の漢字、覚えていましたか?(笑)

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ミニシアターも併設されています。

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漢字の歴史絵巻は見応え十分!

ゆったりと見ることができます。

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こちらは、漢検ラウンジと書かれたスペース・・・

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続いては、恒例のトイレチェック。

トイレへ入口は、展示コーナーに直接面していてビックリ(驚)

漢字博物館らしい、ピクトサイン。

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「厠」の文字がとてもお洒落(笑)

清潔感あふれる、ホワイトのモザイクタイル。

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シンプルで、とても好感が持てますね。

続いて、階段で2階へ・・・

軽快なディテールの踏板にうっとり。

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カーペットタイルをうまく納めています。

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BDSを抜けて、奥へ進んでいきます・・・

センターに設けられた、相談カウンター。

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1階受付と統一されたデザイン。

とても明るく、変化のある天井が印象的。

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最新式システムに、子供たちも興味津々。

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チャイルドコーナーも完備。

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鮨屋の湯のみと思いきや・・・

記念撮影用オブジェでした(笑)

こじんまりした図書コーナー。

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書架にも、少し余裕が見受けられます。

ユニークなスツール。

吹抜けに展示された、大きな山車。

下部は確か、ミュージアムショップだったと・・・

1階に降りて、ミュージアムショップ「祇園祭」の中へ・・・

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京土産がバカ売れしています(笑)

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壁面のスペースは、企画展示でしょうか?

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最後になりますが、京都祇園の中心地につくられた、漢字博物館はいかがでしたか?

近年、外国人観光客が増える中、日本文化を発信する施設はとても有効だと感じました。

子供から大人まで、楽しく漢字を学べる施設ですので、この夏休みに家族で是非とものぞいてみてください!

【設計データ】

設 計:大林組

所在地:京都府京都市東山区祇園町南側551番地

用 途:博物館・図書館

規 模:地上3階

構 造:鉄骨造

掲 載 :-

太陽の塔

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第100回です。

2010年4月から約8年4ヶ月、この度、掲載100回を迎えることができまた。

いつも閲覧してくださっている皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。

これからも頑張って「のぞいて」いきますので、宜しくお願いします!

さて本題に戻りますが、100回の節目という事で、何かメモリアル建物を!考えました。

そこで今回は、吹田市にあります「太陽の塔」を紹介します。

1970年に開催された大阪万博にて、太陽の塔は建設されました。

生み出したのは前衛芸術家・岡本太郎氏です。

ここでは、あえて設計者として紹介させていただきます。

万博閉幕後、ほぼすべてのパビリオンが撤去される中、1975年に永久保存が決定しました。

その後、内部は半世紀にわたって扉を閉ざしていましたが、2016に耐震補強工事&内部再生工事が実施され、2018年3月に再生を果たし、常設の展示施設に生まれ変わりました。

大阪モノレール・万博公園駅を降りると、目の前は万博公園です。

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万博記念公園の全体地図を発見!

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思ったより広いです・・・

地図のアップ。

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手書きの太陽の塔が、とってもキュートです(笑) 

もう少し詳しい解説パネルがありました。

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太陽の塔に行くには、記念公園の入館料が必要です(泣)

自販機で入場券を購入。

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子供には優しい金額設定ですね(笑)

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はやる気持を抑えて入口へ!

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ゲートを抜けると、正面に太陽の塔がそびえ立っています(驚)

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「太陽の広場」と命名された芝生広場の脇を通って、太陽の塔の脚元に近づきます・・・

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近くで見ると、赤い模様はモザイクタイルでした(驚)

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建設当時、イタリアから輸入されました! 

少し控え目な 、施設銘板。

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あまりにも有名な太陽の塔ですが、「顔」が3つあるのを、ご存知ですか?

頂部にある「黄金の顔」

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腹にある「太陽の顔」

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背にある「黒い太陽」

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それぞれに意味があって・・・

「黄金の顔」は未来、「太陽の顔」は現在、「黒い太陽」は過去を表わています!

又、「黒い太陽」は、信楽焼の陶板で作られているんです(驚)

裏側からの眺め。

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ちょっと不気味な感じがしますよね(笑)

遠くからはわかりませんが、胴体は結構デコボコしています。

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スロープを下って入口に向かいます・・・

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玄関は地下1階のレベルにあります。

いよいよ中へ入りま~す!

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まずは受付へ・・・入館は30分単位の予約制です。

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ブルーの壁面は、とても魅惑的。

ここで恒例のトイレチェック!

とても控えめなピクトサイン。

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壁のピクトも同じデザインです。

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内部もブルーで統一されていました(驚)

最初に姿を現すのは「地底の太陽」ゾーン。

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万博閉幕後に行方がわからなくなっていますが、今回、復元されました。

続いては、「生命の樹」ゾーン。

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ちょっと分かりにくいですが、大きな樹が頂上に向かって伸びています。

高さは41mもあります(驚)

足元にはアメーバなどの単細胞生物があり、全部で33種類。

上に行くに従って、 生物が進化していきます・・・

頂上に近い部分です。

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マンモス~ゴリラ~オランウータンが居ますね(笑)

生物模型は数十年の経過を得てかなり風化しており、細かな補修が行われましたが、ゴリラの顔は、あえて補修せずにそのままにしているそうです。

芸術的な鉄骨の架構にうっとり・・・

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真中にある階段は万博当時、お祭り広場に架けられた大屋根に出る避難階段でした!

更に上に伸びるブルーの空間は「太陽の空間」と呼ばれています。

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団体行動での見学は、最上部で解散となります。

所要時間は30分・・・あっという間でした(驚)

帰りは屋内階段を下っていきます。

壁面には、岡本太郎氏の格言・・・でしょうか?

ただ降りるだけでなく、パネル展示が続きます。

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「太陽の塔」の計画がしっかり記録されています。

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再び1階へ・・・

ミュージアムショップで爆買いした事は言うまでもありません(笑)

最後になりますが、大阪万博のシンボルであった太陽の塔はいかがでしたか?

普段から見慣れているものの、こんなにじっくり見たのは初めてでした!

建築に興味がない人でも、是非とも「のぞいて」欲しい施設です。

見学は事前予約制となっているので、注意してください(笑)

【設計データ】

設 計:岡本太郎 (内部再生PJ:株式会社昭和設計)

所在地:大阪府吹田市千里万博公園1-1

用 途:展示・記念施設

規 模:地上2階、地下1階

構 造:鉄筋コンクリート造(下部)

鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造(上部)

掲 載 :新建築2018年4月号

福井市美術館(アートラボふくい)

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第93回目です。

12月になって、本格的な寒さがやってきましたが、皆さん風邪など

引かずにお元気でしょうか?

今回紹介するのは、福井市美術館(アートラボふくい)です。

やっぱり、美術館が一番取材しやすい施設ですね~(笑)

設計は、私の大好きな建築家の一人である、黒川紀章氏です!

では早速、のぞいてみたいと思います・・・

北陸自動車道福井ICを降りて、10分ほど走った「下馬中央公園」

の中に、美術館があります。

ガラス張りの逆円錐がとても印象的!

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手前にある駐輪場は、シンプルで少し地味ですね・・・

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腰壁は 玄人好みのRC斫り仕上げ。

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右側通行をタイルで表示しています(驚)

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なかなかいいアイデアですね。

アプローチを進むと、案内板を発見!

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こうやって見ると、結構「いびつ」な形ですね(笑)

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円形の車寄せ庇。

傘のフレームのようで、とても綺麗です。

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建物との間に、もう一つ庇が重なっていました。

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庇先端のディテール。

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結構、お金がかかっていそうです ・・・(笑)

正面から玄関を見る。

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自動ドアは斜めになっています!

風除室はとっても狭いです・・・

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当日は雨天で臨時の傘立てがありましたが、もう少しデザインに配慮

して欲しいです・・・残念。

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エントランスホールの正面に受付があります。

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建物の外観に似せた?受付カウンター。

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受付横にトイレを発見!

恒例のトイレチェックです(笑)

とても立派なピクトサイン。

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男子トイレ・・・と思いきや、何と階段を下りる必要があります(驚)

くねくねした手摺りは、以前、どこかで見ましたね ・・・

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トイレは何と石張りです!

ステンレス仕上げの洗面器。

コインロッカーも地下1階。

誰も使いませんよね・・・

多目的トイレは1階にありますが、やはり不便です。

エントランスホールがある棟は、EVのある円柱を中心に、螺旋状に

スロープを回しています。

決して、車椅子用ではありません(笑)

黒い部分が、スロープの天井面です。

スロープには登らず、奥の展示室へ。

扉はビビットカラーで、イイ感じです。

スケルトンのEVが格好イイ!

EVで2階へ・・・

展示室の様子。

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黒い天井が、部屋全体を引き締めている印象。

スロープで3階へ・・・

シリンダー状のEVが中心にあります。

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3階は講堂のみです。

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思ったより小さいです(笑)

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天気が回復したので、外部をぐるっと回ってみます・・・

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かなりうねっていますね(驚)

ガラス面が斜め下を向いているのは、直射日光を避ける為らしいです。

どうやって図面を書いたのでしょうか?(笑)

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バックヤードには、別棟の倉庫がありました。

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ここも、うねっていますね(笑)

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裏面はガラスの代わりにパネルが嵌められています。

2つの棟の重なり。 

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微妙に隙間が空いていました(驚)

最後になりますが、福井市が管理運営する美術館はいかがでしたか?

竣工して約20年、その間、改修工事はあったと思いますが、とても

綺麗に使用されていて、ビックリしました!

4年後に、福井県立恐竜博物館(第14回で紹介)が竣工しているの

ですが、同じ黒川紀章氏の設計で、似たようなディテールがたくさん

あります。

二つの施設を比較しながら、是非とものぞいて見てください! 

【設計データ】

設 計:黒川紀章/黒川紀章建築都市設計事務所

所在地:福井県福井市下馬3-1111

用 途:美術館

構 造:鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄骨造

規 模:地上3階、地下1階

竣 工:1996年

掲 載 :新建築1997年10月号

ゆいの森あらかわ(東京都荒川区立図書館)

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第90回目です。

9月になっても、まだまだ暑さが続く毎日ですが、皆さん夏バテは大

丈夫ですか?

今回紹介するのは、東京都荒川区に、今年の1月に竣工したばかりの

区立図書館「ゆいの森あらかわ」です。

私事ですが、昔は図書館をいくつか設計した事があって、とても好き

建物のひとつです。

あと、滋賀県は昔から図書館先進県と言われていて、県民一人あたり

の図書貸し出し数は全国トップレベルなんです!

ご存じでしたか?

なので、気になる図書館があると遠方でも見に行ってしまいます・・・

ただ、なかなか取材しにくい建物でもあるので、事前に撮影許可を取

って臨みました!

前置きが長くなりましたが、建物の話しに戻りまして・・・

設計は大手組織事務所の梓設計です。

では、早速のぞいてみましょう!

東京メトロ「町屋駅」で下車して8分ほど歩くと、住宅街の中にひと

きわ大きな建物が姿を現します。

建物入口に造られたミニ庭園でしょうか?

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「ゆいの森あいさつ広場」と書かれてあります。

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少し変わったオブジェを発見!

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建物正面から玄関を臨む。

外壁面を分割&色分けして、ボリューム感を抑えていますね・・・

グリーンの柱がとても印象的!

少し軽い感じもしますが・・・

軒先のディテール。

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軒天の木がイイ感じです!

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建物銘板もシンプルで、とても見やすいです。

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風除室を抜けて中に入ってみます。

 

とても落ち着いた雰囲気、さすがに図書館ですね(笑)

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更に奥へ進んでいきます・・・

天井高さが少し低い印象。

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ここが総合案内でしょうか?

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近くに1階の案内板を発見!

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先ほどの入口は、サブ玄関だったようです(驚)

2層吹抜けのエントランスホール。

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オシャレな喫茶店も入っていて、GOODです!

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エントランスホールの中心に置かれた、建物の模型。

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かなりの規模ですね(驚)

階別案内板で、5階建てであることがわかります。

まずは、エスカレーターで2階へ。

最初に目に入ってきたのが、「吉村昭記念文学館」の文字。

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図書館に併設されているのですね・・・

文学館入口の様子。

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写真撮影禁止とのことで、中へは入らず・・・

うろうろしていると、「ゆいの森ホール」の文字を発見!

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壁面一杯に絵本架が作られています(驚)

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2階分の高低差を利用したホールにびっくり!

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小さな催しはもちろんの事、普段はゆっくりと読書できるスペースに

と、多目的に利用可能で、とても素晴らしい発想です!(驚)

高級感のある椅子。

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もう一度同じルートを辿って、次は3階へ・・・

エントランスホール上部が吹抜けになっていて、それを囲むように机が

配置されています。

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一般書架のコーナー。

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書架もちょうどいい高さです。

続いては、CD-DVDコーナーへ。

書架や床の色は、ダーク系にまとめられています。

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椅子の木目色がとても目立ちます!

開架室の中心にある階段で4階へ・・・

ガラスの手摺が、階段自体の存在感を薄めています。

ガラス手摺のディテール。

シンプルで高級感があります!

4階は専門書を中心としたコーナー。

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書架が少し高めですが、利用者層が高いので大丈夫でしょう!

5階は自由に談話できる、交流スペースが中心です。

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又、独立した学習室も設けられています。

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各席に照明器具も完備!

交流スペースの奥にある屋外テラス。

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東京スカイツリーも、ハッキリ見る事ができます(驚)

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とても立派な手摺。

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1mあたり、一体いくらするのでしょうか?(笑)

テラス側から建物を見る。

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壁と連続させた庇。

良く使われるデザイン手法ですね!

早くも雨漏れ発生?

最上階にて、恒例のトイレチェック(笑)

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サインはシンプルですが、とても可愛い感じ。

内部はコントラストを利かせていますね!

清潔感&高級感があります。

洗面コーナーに、ポットのようなものが?

良くみると、エアータオルでした(笑)

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これなら水滴が床に落ちないですね・・・

裏階段にて再び1階へ。

サブ動線なのに、ちゃんと2段手摺になっています(驚)

「あそびランウジ」のプレートは、チャイルドコーナーでしょうか?

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ユニークなスツールや・・・

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遊具も充実!

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ベビーコーナーの様子。

何と、授乳室もダブル(驚)

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「おはなしの部屋」は・・・

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窓も低くて楽しい感じです!

再び外部に出てみます・・・

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施設の正面は、こちらのようですね(笑)

正面から玄関を臨む。

隣りには、地下駐車場へのスロープが併設されています。

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交差点からの全景。

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それにしても、電線が邪魔ですね・・・

歩道に併設された駐輪場は満杯です!

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地域に親しまれているのが、良くわかります。

最後になりますが、今、最も新しい図書館のひとつである「ゆいの森

あらかわ」はいかがでしたか?

子供からお年寄りまで、全ての年齢層が、色んな目的によって自由に

利用できる最高の施設だと感じました!

羨ましい限りです・・・

荒川区の人口を調べたところ、約21万人でした。

大津市は約34万人ですが、比較すると、やはり東京23区はお金が

あるんだなぁ~と思ってしまいます・・・

東京の観光名所もいいけれど、ここは是非のぞいてみて欲しいです!

 

【設計データ】

設 計: 株式会社梓設計

所在地: 東京都荒川区荒川二丁目50番1号

用 途:図書館

構 造:鉄筋コンクリート造

規 模:地上5階、地下1階

竣 工:2017年1月

掲 載:新建築2017年5月号

横尾忠則現代美術館

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第89回目です。

8月になって、本格的な暑さが到来しましたが、皆さん元気でお過ご

しでしょうか?

今回は神戸市にあります「横尾忠則現代美術館」を紹介します。

横尾忠則氏は兵庫県西脇市出身の美術家・グラフックデザイナーです。

この建物は、 建築家・村野藤吾氏の最初の美術館作品として、

1982年に竣工した兵庫県立美術館を改修したものなんです(驚)

改修設計は、兵庫県住宅建築局+姫路建築事務所が担当。

前置きが大変長くなりましたが、早速のぞいてみましょう!

阪急神戸線・王子公園駅から10分ほど西に歩くと、真っ白い建物が

姿を現します。

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現在は「兵庫県立美術館王子分館・原田の森ギャラリー」となってお

り、その西館が横尾忠則現代美術館です!

この部分が西館ですね・・・

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外壁の建物銘板が、とてもオシャレです。

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手前には円形ガラス張りの下屋があります。

どうやら喫茶店のようです!

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この部分は、後で増築されたのかも知れませんね?

入口前の案内板が印象的!

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グラフィクデザイナーというのが、何となくわかりますね(笑)

この奥が玄関でしょうか?

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原田の森ギャラリーとの位置関係は、こんな感じ。

とても分かりやすいですね・・・

ガラス張りの1階部分。

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屋外テラスもあります・・・

ガラスに張られたカッティングシートがカッコイイ!

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ステンレスミラー仕上げの正面玄関。

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玄関脇の竣工銘板に感動!

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早速、中へ・・・

ゆったりした風除室。

風除室を抜けると、縦型モニターがお出迎え!

良く見ると、お化けのスマホのようですね(笑)

美術館の受付。

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とてもオープンな雰囲気でGOODです!

それもそのはず、1階全体がオープンスタジオとなっているんです!

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窓際に置かれたスツール。

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壁面に貼られた館内案内図を発見!

ここはお決まりのミュージアムショップですね(笑)

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とても印象的な独立柱(驚)

受付裏のバックヤード。

貸出用の車イス&ベビーカーがあります。

コインロッカーもありますが、少し分かりにくく残念。

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EVで最上階に上がってみます。

内壁は地味なタイル貼りです。

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この部分は、きっと当時のままなのでしょう。

地味から一転、EV内は綺麗なブルーでビックリ!

4階は休憩・閲覧コーナーと、アーカイブルームです。

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赤で統一された壁面がとても印象的!

閲覧コーナーは思ったよりコンパクトですね(笑)

コンセントも、目立たないように配慮されています。

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右側のガラス部分が、アーカイブコーナー。

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とてもたくさんの資料が詰まっています。

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脚元には、撮影スポットと書かれた札がある廊下・・・ 

こんな感じです!

窓からの景色。

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向かい側には、王子動物園があります。

恒例のトイレチェック!

サインは至ってシンプル。

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ホワイトを基調とした内部は清潔感あふれています。

天井にはシルバーのアルミスパンドレルが使用されています(驚)

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これ、結構イイ感じです!

続いて、階段で3階へ・・・

サインはどこもシンプル。

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手摺は当時のままのようですね・・・

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EVロビーは少し寂しい感じです。

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展示室は撮影不可で、ごめんなさい・・・

2階EVロビーには、かろうじて展示がありました(笑)

最後になりますが、丹下健三と共に、日本のモダニズム建築をリード

してきた村野藤吾氏設計の建物はいかがでしたか?

外部はできるだけ手を加えず、内部を大胆にリノベーションした改修

設計は、なかなか見ごたえがあります!

隣りの「原田の森ギャラリー」も大変素晴らしいのですが、紹介できず

残念・・・

王子動物園の近くにありますので、夏休みを利用して、是非ともご家族

のぞいてみてください!

【設計データ】

設 計:村野藤吾(改修:兵庫県住宅建築局+姫路建築事務所)

所在地:兵庫県神戸市灘区原田通り3-8-30

用 途:美術館

構 造:鉄筋コンクリート造

規 模:地上4階

竣 工:1982年(改修:2012年11月)

掲 載 :-

可児市文化創造センター ala

三陽アートギャラリー「ちらっとのぞいてきました」第88回目です。

今日から7月、早くも一年の半分が過ぎましたね(笑)

一体、梅雨はどこへ行ったのやら?・・・という感じですが、皆さん

元気で過ごしでしょうか?

今回紹介するのは、お隣の岐阜県可児市にあります『可児市文化創造

ター』です。

この施設の愛称は「ala(アーラ)」といい、イタリア語で「翼」

意味します。

設計は香山壽夫(ひさお)氏。

余りなじみが薄いかも知れませんが、東京大学名誉教授で、日本建築

学会賞や日本芸術院賞を始め、数々の賞を受けられている偉~い先生

なんです!

では早速、のぞいてみましょう!

広大な駐車場に車を停めて、施設に向かいます。

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施設への渡り廊下。

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軒先のディテール。

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なかなか凝っていますね!

渡り廊下は、長い道のりです・・・

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道路も横断します(笑)

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途中には車椅子駐車スペースがありました。

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雨には濡れませんが、施設玄関から少し遠いように思います。

このスペースは駐輪場なのでしょうか?(笑)

「ala」のロゴは、ちゃんと翼がデザインされていますね!

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大きな庇が印象的な外観。

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何と、軒天は銅板仕上げです!(驚)

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結構、お金がかかっていますね~

施設はL型配置です。

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その中心には、大きな広場があります。

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奥に見えるのは、屋外ステージでしょうか?

何から何まで、大きなスケールでびっくりです!

玄関は2層吹抜けのガラス張り。

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中に入ると、広々としたエントランスが続きます・・・

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銅板の天井が室内まで続いています(驚)

片隅に置かれた模型を発見!

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隣りには、たくさんの表彰盾が置かれています。

もう少し、ちゃんと飾って欲しいものです(怒)

こちらは情報コーナー。

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メインの位置にありながら、とても落ち着いた雰囲気です。

続いて、大ホールのホワイエに移動してみます。

エントランスホールと同じような雰囲気です。

少し変化があっても良いかも・・・

シンプルでとても見やすい座席案内板。

主劇場は、宇宙(そら)のホールと書かれています。

大きなガラス窓がありながら、トップライトが設けられています!

宇宙(そら)のホールなので、星を見るためでしょうか?(笑)

ここで恒例のトイレチェックです!

ベージュを基調とした内装は、落ち着いた雰囲気です。

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最近はホワイトが主流なので、少し古さを感じてしまいます・・・

L型の中心に置かれた施設案内板。

こちらが小劇場、虹(にじ)のホールです。

イベント開催中で内部を写せず、ごめんなさい。

階段を上がって2階へ・・・

こちらのトップライトはとても効果的です!

会議室等の小部屋がまとめられています。

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チャイルドスペースも充実!

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ゆったりした幅の廊下はGOODです!

休憩スペースは、どこも学生の自習室になってしまいますね(笑)

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外部に向かって設置されたステンドガラス。

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市民の手作りと書かれています(驚)

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2階から、エントランスを見下ろす。

バックヤードの階段で1階へ・・・

手摺が少し重々しいです。

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再び外部に出てみます・・・

こんなところに駐輪場がありました。

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あえて柱を傾けていますが、イマイチです・・・

平板を金物止めした珍しい外壁。

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ディテールを見る。

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主劇場の舞台上部、吊物があるところです!

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シルバーの金属サイディング仕上げ。

この部分のデザインはとても難しいですね・・・ 

続いて、バックヤードに向かいます。

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単調になりがちな開口部も、ちゃんと工夫していますね!

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こちらは主劇場の大道具搬入口。

かなり高さがありますね(驚)

劇場楽屋口の片持ち庇がすご~いです!

中に入ってみます。

シンプルな素材でまとめています。

階段を上がると、正面入口に戻ります。

更に奥に進んでいきます・・・

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何も催しがなく、バックヤードも見れて良かったです(笑)

最後になりますが、久々の大規模建築はいかがでしたか?

紹介できていない処もたくさんあり、取材泣かせの建物でした(泣)

とても立派な建物ですが、可児市の人口を調べた処、約99000人

でした。

甲賀市が90000人なので、あまり変わりませんね(笑)

人口に比べて少し大きすぎる施設のようにも思いますが、とにかく

羨ましいです・・・

中部地方に行かれた際には、是非とものぞいてみてください!

 

【設計データ】

設 計:香山壽夫建築研究所

所在地:岐阜県可児市下恵土3433-139

用 途:文化施設

構 造:鉄筋コンクリート造 鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造

規 模:地上4階、地下2階

竣 工:2002年3月 

掲 載 :新建築2002年9月号